【研修導入事例】ブルームアカウンティング様

1. 研修導入の背景と課題

税理士法人ブルームアカウンティング(さいたま市・浦和区)の所長の青山さんは、私の著書「図解 仕事のミスがなく絶対になくなる頭の使い方」の購読をきっかけに本研修の導入を決定しました。青山さんは、多くの中小企業でありがちな「業務の属人化」「業務品質の向上」「職員の教育」に課題を感じていました。その課題を細分化してたどり着いたのは、「仕事のやり方について注意したり、正論をぶつけて職員の変容を促すのではなく、脳の仕組みを理解した上で仕事のやり方を見直す必要がある」という考えでした。

事前のヒアリングで挙がった主な課題
・職員のメモを取る習慣の不足
 専門的なワードや考え方が日常的に飛び交うため、業歴の浅い非専門職員から毎年同じ質問が発生する
・長期目線の業務体制づくり
 日常的な業務に追われてしまい、業務が属人的となって、長期目線での仕組み化に手が回らない
・チャット・電話・オンライン中心のコミュニケーションのズレ
 相手の顔が見えにくいと温度感が伝わりにくく、コミュニケーションにズレが発生することがある

2. 研修の構成と特徴

研修は「本編」と、その2ヶ月後の「フォローアップ」の2段階で実施されました。

① 本編研修(2025年9月19日)

「ワーキングメモリ」と「潜在記憶」という脳のメカニズムをベースに、ミスの原因を構造的に理解しました。メモリーミス(ど忘れ)、アテンションミス(見落とし)など、ミスの4分類を学びました。

単なる座学ではなく、ワークを通じて「脳の容量には限界があること」や「自分の前提は相手の前提ではないこと」を体感的に学習しました。

② フォローアップ研修(2025年11月17日)

学びを「やりっぱなし」にしないよう、2ヶ月後に実践を通じた振り返りを実施。実際に現場でやってみて「できたこと・できなかったこと」を共有し、記憶の再定着を図りました。

3. 導入後に見られた具体的な変化

脳の容量を「解放」する習慣の定着

「脳は忘れるもの」という前提に立ち、記憶に頼らない工夫が始まりました。「覚えた」と思ってもワーキングメモリに入っているだけだと自覚し、即座にメモを取る習慣が再構築されました。また、ITツールを「脳の外付けハードディスク」として活用する意識が生まれています。

「緊急性・重要性」による業務の再設計

緊急の仕事に振り回される「その場しのぎ」の対応から、重要度の高い仕事へ意識を向ける変化が起きています。情報の「渋滞」を整理し、今やるべきことの優先順位を判断する精度が向上しました。

コミュニケーションの質の向上

「意識の矢印」を相手に向けることで、情報の受け取り方や伝え方が変わりました。「コト(事実)」だけでなく「ヒト(価値観や感情)」に焦点を当てて聴くことで、より深い信頼関係の構築に繋がっています。

4. 参加者の声

アンケートでは、業務改善はもちろん、マインドの変容に関する感想も多く寄せられました。

「仕事に関する学びを得ることもできたが、人生訓になるような研修だった。」
「家庭でも取り入れたい。主人や娘にも本研修の内容を話したいと思った。」
「一度聞いただけでは忘れていたことも多く、フォローアップで気を入れ直すことができた。」
 
 
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