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「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 3190人)
第89号:「考えない」で「好奇心」(14):末期の眼でみる
発行:あなたのコーチ・マサ
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あけましておめでとうございます、というにはあまりにも遅い時期ですが、
今年もよろしくお願いします!
このメルマガを出し始めて2年あまり。この間に「コーチング」という言
葉も世の中では、かなり一般的になっています。書店にもコーチング関連
本がますますあふれ、さらには「コーチングは間違っている」という本も
出てきました。
2002年10月に書いた創刊準備号に、私はこう書いています。
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_sample.htm
「書店にはコーチングやカウンセリングをはじめとする、コミュニケーシ
ョンについての本があふれています。
しかし、それは「考える」ことをさらに増やして、コミュニケーション
を苦しいものにしているように思えてなりません。
このメルマガでは、ぜひ「考えない」でください。
(そういうと、人はつい「考え」てしまうのですが。。。)
そうすれば、コミュニケーションは楽しく、人生は楽になっていきます。」
今自分自身で読み返して思うのは、今の私が言いたいことも全く同じだ、と
いうこと。
今年はこれをもっと自信をもって多くの人に伝えたいですね。
そして、これまでに、実際にコーチングをしたり、伝えたりするなかで、
「考えない」、とりわけ「好奇心」を中心にした「考えない」だけでは、コ
ーチングの本質を捉え切れていないことも感じています。(しかし、「好奇心」
を中心にした「考えない」がコーチング、とりわけその聴き方の本質中の本質
です。)
今自分の中に出ているキーワードは、「リアル・生・体験である」、
「事柄ではなくて人に焦点を当てる」(ニューロロジカルレベル)、「可能
性を広げる・未知の世界を体験する」、「左脳と右脳」、「意識と無意識」
など。
「好奇心」を中心にした「考えない」については、かなり語りつくした感じ
があるので、そろそろ次のものに取り組む時期だと思っています。
もしかして、「コーチング」自体からもを離れていくことかもしれませんが
……。
それでは今週号の内容です。
1)「考えない」で「好奇心」(14):末期の眼でみる
2)コーチのためのフォーカシングワークショップ・1月30日
■□■□「考えない」で「好奇心」(14):末期の眼でみる■□■□
1)前号の復習:「自分を閉じて」みてどうでしたか?
「ああ、それは知っている」
「どうせ、こいつはこんな奴」
「また、同じパターンの話だ」
「この話は聴いたことがある」
前号では、あえて、こういった自分を閉じる、好奇心を閉じる
言葉を、自分に投げながら話を聴くことを宿題に出しました。
やってみていかがでしたか?
やっていない方は今、このメルマガを読みながらでもできますから
やってみてください。
「ああ、それは知っている」
「どうせ、こいつはこんな奴」
「また、同じパターンの話だ」
「この話は聴いたことがある」
と自分の中で言いながら読んでみてください。
(確かに、毎度繰り返している話なので、実際そうなんですが…(笑))
自分の中にどんな感覚が生まれるでしょう?
まさしく「自分を閉じている」感覚かもしれません。
前号でお知らせしたフォーカシングではありませんが、自分の微妙な感覚
に気づいてみてください。
(フォーカシングについては前号をご参照ください。
→ http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_088.htm)
2)意識的に「自分を開く」・好奇心や関心を持つ
今、ある会社を対象にグループコーチングをやらせてもらっています。
コーチング研修のフォロー、定着化の一環で、グループの一人にクライア
ントになってもらい、他のグループメンバーがコーチとして関わっていく
場を作っています。
「考えない」研修をして、みなさん頭ではわかっていても、実践となると
すぐにはついてきません。同じ職場で同じ職種、そこで仕事に関するテー
マが出てくると、なかなか質問が出てこないことがあります。
あまりにも共有する体験が多くて、クライアントが話す言葉言葉すべてに
自分の体験・記憶が反応して、「考える」状態になってしまうわけです。
(メタ・コミュニケーションモデルでいう、「通常の聴き方」そのもの
です。↓)
http://www.utsude.com/Meta_Communication_Model/Ordinary_Listening.htm
「わかるわかる」「俺も同じだよ」という、「わかったつもり」状態になり、
好奇心が働かず、自分が閉じた状態についつい陥ります。
もちろん、だんだんとその状態に気づいてリカバリーは早くなってきていま
す。まさしく「自分が閉じている」状態を体験し、その状態に気づくことで
意識的に自分を開くようになってきているわけです。
3)好奇心・関心を持てば、自分を開けば、質問は出てきます
そのグループコーチングでも、とてもいいコーチングになったケースがあり
ました。それはクライアント役が女性のときでした。他のメンバーはすべて
男性で、やはり否応もなく関心をもてたのでしょう、質問がどんどん出てき
ました。
(通常なら、意見や提案がでるかもしれませんが、このグループコーチング
の場のルールとして、基本的に質問しかしてはいけないことにしています)
好奇心、関心さえもてれば、質問は必ず出てきます。もちろん、質問にも
いろいろありますが、どんな質問をするかよりも、まず質問が自然と出てこ
なければ、質問にはパワーがなく、間もずれたものになってしまいます。
繰り返しになりますが、なんといっても好奇心です。
そして大事なのは、好奇心の出具合が、対象によって左右されるのではなく、
自分でコントロールできるかです。それも、好奇心を閉じるのではなく、
開く方向にできるかです。
新しいもの、珍しいものに飛びつくことが好奇心、自分を開くことではない
のでくれぐれもご注意を。
4)末期(まつご)の眼でみる
「考えない」で「好奇心」シリーズは、このメルマガの中で最も長い14回
を数えました。
これまでに、好奇心についていろいろと語り、それを持つ、自分を開く方法
について紹介してきました。
「自分は知らない」という立場に自分を置く。(無知の姿勢)
そして、「自分が閉じている」感覚を知り、「自分が開いている感覚」を
知る、などなど。
この「好奇心」(言葉として誤解を生みやすいですが)が持つ重要性、その
深さには、今も気づかされ、書き出すとキリがありません。
そろそろメルマガでこのテーマを扱うのを一区切りにしたいと思います。
最後に究極の方法をご紹介します。
●末期(まつご)の眼でみる●
この世を去る直前の自分の眼で見ることです。もう会うのは最後かもしれない、
見るのは最後かもしれないという思いで見ることです。
これを知ったのは、2年前の2002年の年末。瀬戸内寂聴さんの言葉「末期の眼
でみるとすべては美しい」からでした。
(「週刊 宇都出マガジン」12号に書いているので、ご興味があればどうぞ
→ http://www.utsude.com/mailmag_1/mm_1/mm1_012.htm)
「一期一会」という言葉もあります。
このメルマガの最初の「考えない」シリーズである、「考えない」で「観る」
にもつながります。→ http://www.utsude.com/mailmag_2/mailmag_2.htm
とりあえず、いったん区切りをつけます。
途中からお読みいただいた方はバックナンバーが公開中なのでごらんください
→ http://www.utsude.com/mailmag_2/mailmag_2.htm
読んでいただきありがとうございました。
ご感想、ご意見、ご質問はmasa@utsude.com
まで。
□■コーチのためのフォーカシングワークショップ 1月30日・東京・渋谷□■
「フォーカシング」ってご存知ですか?
詳しくは前号↓をご覧いただきたいんですが、
http://www.ne.jp/asahi/focusing/jfa/jfa/power_of_focusing_1.htm
身体を思い切り活用するセラピー・カウンセリング手法です。
とてもシンプルで穏やかで、自分自身に対してもできます。
コーチングでは、身体の感覚を活用していきますが、その意味をしり、
さらなる活用をするためにもとても参考になると思います。
講師はトランスパーソナル学会会長であり、日本カウンセリング学会の
理事などを務める諸富祥彦さん。
→ http://morotomi-y.hp.infoseek.co.jp/
諸富さんはたくさんの著書を出版されており、ご存知の方もおられる
でしょう。
なかなかない機会なので、ぜひお越しください。
「コーチのため」と銘打ってはいますが、内容としてコーチングに特化
したものではありません。ただし、コーチングを学ばれている方を中心
に集まっていただいて、コーチングへの学びを深めてもらえればと
思っています。
日時:1月30日(日) 午前10時〜午後5時まで
場所:東京・渋谷/表参道 青山子どもの城 8階研修室
講師:諸富祥彦・明治大学文学部助教授
参加費:1万5000円
定員:20名(あと5名!)
申し込み先:masa@utsude.com
まで。
■■■■■■■■■■■■■最後に■■■■■■■■■■■■■■■■
最後まで読んでいただきありがとうございました。
前号の「最後に」ではこんなことを書いていました。
「今年はこれで終了です。いろいろとああでもない・こうでもないと
書いていますが、基本は“好奇心”そして、“気づく”ことなんだなあ
と改めて思います。
これから、書く内容はだんだんと同じになってくるかもしれませんが、
それについてはご容赦のほどを。」
朝令暮改ではありませんが、もう「好奇心」について書くのはいいかな
あ、という感じです。とても大事で大切で伝えたいんですが、バックナ
ンバーを読んでもらえばいいことですからね。
また、そのほかにも、取り上げたいというか、書きたいテーマも出てき
ました。
今年はメルマガはどういう方向にどうなることやら。。
オールアバウトのほうの記事執筆・メルマガ発行もありますし、
→http://allabout.co.jp/career/management/
今年は本の出版もする予定なので、そちらにも精力を注ぎたいですし、
もしかして、これが最後のメルマガになるかもしれません。。。
発行頻度についてはお約束できないので、お付き合いいただける方はお
付き合いください。
付き合えないなあと思った方は、こちら↓から解除してください。
http://www.utsude.com/mailmag_2/mailmag_2.htm
新しい年早々、なんとも投げやりな物言いになりました。それも含めて
ご感想、ご意見もお待ちしています。masa@utsude.com
まで。
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
を
利用して発行しています。
■コーチングの本質・あなたは考えてはいけません! 第89号
■発行者:宇都出雅巳 masa@utsude.com
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