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「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 2423人)
第67号:「考えない」で「ただ質問する」(2):どうでしたか?
発行:あなたのコーチ・Masa
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先週、はじめてゴルフをしました。はじめてゴルフクラブを握り、
スィングをし、ボールを打ち、そしてコースに出ました。
これだけだと、普通ですが、私はさらに次のことをさんざんやってきま
した。ボールを打った回数よりも多かったと思います。それは。。。。
●ゴルフクラブを投げました●
おそらく200回以上投げたと思います。コースに出ても投げていまし
た。通常のゴルフスィングなんですが、ボールの代わりにクラブを投げ
るんです。
ゴルフをやったことがある方でも、なかなかゴルフクラブを投げた方は
おられないでしょうね。
実は、この「クラブ投げ」がコーチングと深いつながりがあるんです。
キーワードは、
●インナーゲーム●
どこかで聞き覚えがありますよね。。
→ http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_035.htm
それでは、今週号の内容です。
1)「考えない」で「ただ質問する」(2):「どうなりたいの?」
2)「月刊 宇都出マガジン」の予定:24日・大阪 5月19日・東京
■■「考えない」で「ただ質問する」(2):どうでしたか?■■
1)インナーゲームについて復習しましょう。
●インナーゲーム●
このメルマガの第35号から40号にかけてご紹介した考え方です。
第35号:「考えない」で「集中する」(1):インナー・ゲーム
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_035.htm
第36号:「考えない」で「集中する」(2):2つの「自分」
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_036.htm
第37号:「考えない」で「集中する」(3):ボールの縫い目を見る
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_037.htm
第38号:「考えない」で「集中する」(4):相手の縫い目を観る
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_038.htm
第39号:「考えない」で「集中する」(5):インナーゲーム関連情報
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_039.htm
第40号:「考えない」で「集中する」(6):バウンス・ヒット
http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_040.htm
詳しくは上記のバックナンバーを見てもらえればいいですが、簡単に紹介する
と。。。
インナー・ゲームとは、
●プレーヤーの内側のスポーツであり、集中力の突然の途切れや、緊張、
自信喪失、自己非難といった、内なる障害を克服するゲーム● のことです。
通常は外側に見える対戦相手と闘い、障害を乗り越える”アウター・ゲー
ム”に取組みがちであり、そのためにたくさんの技術レッスンを受けます。
しかし、この考えを創り出したガルウェイ氏はインナー・ゲームこそ、本当に
取り組むべきゲームであるといいます。
インナー・ゲームの原則は
●生まれながらに「すでに備わっている」能力を使えば、人は知識やレッ
スンではなく、「自分の体験」によって、自然にものごとを学び取るこ
とができること。
そして、インナー・ゲームに取り組んで勝つことは、以下のことをもたら
します。
●外側のいかなる技術よりもリラックスした集中状態の大切さが分かる
●自信の本当の基盤がどこにあるかを発見する
●生まれながらに持っている、自然に効率的に学んでいく力を解放する
ガルウェイ氏はこれをテニスのコーチングを通じて、創り上げました。
もう30年以上前の話です。
「新・インナーゲーム−−心で勝つ集中の科学」(W・T ガルウェイ著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4817202106/mycoach-22
この考えはコーチがいかに選手をコーチしていくか、また選手が自分自
身をいかにセルフコーチしていくかについて、大きな革新をもたらしま
した。
上に挙げたインナーゲームの原則を読まれて気づかれたと思いますが、
いわゆる「コーチング」の考え方にも大きな影響を与えています。
そして、コーチングにおいてのインナーゲームの活用方法は二つありま
す。
一つは、コーチがクライアントに対してコーチするやり方として、
もう一つはコーチが自分自身のコーチングのあり方・やり方をコーチす
るやり方として、です。
第35号から第40号までは後者の観点、コーチ自身をコーチするやり
方として紹介しました。
今回も含めて何回かは、前者の観点、つまりコーチがクライアントに対
してコーチするやり方として紹介していきます。
2) なぜクラブを投げるのか?
復習が長くなりましたが、
●「なぜゴルフクラブを投げるのでしょう?」●
私が参加したゴルフ研修(というかコーチング研修)では、こんなこと
をします。
普通にボールを打つ姿と、クラブ投げの姿の両方を別々のビデオに撮り
ます。
そして、二つのテレビを並べて同時に再生し、見比べていきます。
「えーーーーーーーー」
ほとんどの方が驚きます。特にゴルフの経験が長い人ほど驚きが大きい
ようです。
それは、クラブ投げのときに、理想ともいうべきスィングが出来ているか
らなんです。自然で、しかも力強いスィングです。
腕や肩の使い方がどうのこうのと何も教えなくても、ただボールを打つこ
とから、クラブを投げることに変えるだけで、理想のスィングに近くなる
んです。
ああだこうだといって、細かい指導をするのではなく、ただクラブを投げ
ることをするほうが、はるかに早く簡単に実現できるのです。
何回、何十回、何百回とクラブ投げることで、理想のスィングの状態を
味わっていきます。
投げ方を覚える必要はありません。そもそも身体は知っていたわけです。
ただ、そのときの身体の状態や感覚に気づいていけばいいだけです。
ボールを打つスィングのときとの違いに気づいていけばいいだけです。
「腕をこうすればいいんだ。」とわかった気になって、考えながらスィン
グをすると元の木阿弥です。
3) 「どうでしたか?」・ただ体験を思い出し、深める
ボールを打つ、クラブを投げる。 この繰り返しです。
普通のゴルフレッスンなら、腕の上げ方やら、肩の入れ方やらいろいろ
言われるんでしょうが、ここの研修はシンプルです。
「クラブを投げてください」
身体は知っているんです。理想のスィング。自然に、無理な力が入らず、
そして力強いスィングを。
そしてコーチは、
「どうでしたか?」
とシンプルに聞くだけです。(といっても、いうまでもなくコーチはとて
もゴルフがうまい人ですよ)
こんな言葉もかけられました。
「頭でわかった気になると、体験しなくなりますから」
耳に痛い言葉でした。「力を抜けばいいんだな」なんてわかった気になる
と、とたんに体験しなくなります。身体の感覚を感じなくなるんです。
●「どうでしたか?」●
ボールを打ったとき、クラブを投げたとき。コーチからこうやって質問さ
れるたびに、自分の身体に意識を戻され、体験が深まっていきました。
4) 「どうでしたか?」・考えないで、ただ質問する
部下の話を聞いたとき、子どもの話を聞いたとき。ついついアドバイスを
したくなったり、質問にしても、「どうしたい?」とか先に話を進めたく
なったりしませんか?
うまくいった話にしろ、うまくいかなかった話にしろ、まずは、
●「どうでしたか?」●
と質問してみてください?
もちろん、
●「どうだった?」● ●「どんな体験だった?」●
でもいいでしょう。
とにかく十分に体験してもらうこと。
身体がもともと理想のスィングを知っているように、相手ももともと
答えを知っているんです。
その答えを引き出すには、ただ体験してもらうことが重要です。
●「どうでしたか?」●
考えるのではなく、相手の体験・認識(気づき)を深めるのをサポート
してみてください。
今日はこのあたりで。
次回は、「クラブ投げ」でなぜ理想のスィングができるのか? を探り
ながら、われわれの可能性を引き出すヒントを紹介します。
お楽しみに!
(ただ、今週末から来週初めにかけて関西出張なので来週はお休みです)
ご感想、ご質問はmasa@utsude.com
までお寄せください。
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■■「月刊 宇都出マガジン」の予定:24日・大阪 5月19日・東京■■
一昨日には東京・王子で「月刊 宇都出マガジン」を開催しました。
東京ではこれで4回めでしたが、今回はコーチングを学ばれている方が
ほとんどを占めました。いつもは、試験勉強・速読関係に興味をお持ち
の方と半々ぐらいなんですが。。。。
参加者7名中、6人がコーチングのワークショップ経験者でした。
ただ、試験勉強の話もコーチングにつながる部分があり、参考になった
ようです。
また、昨日は私のメルマガ仲間である、かめおかゆみこさん
(→ http://homepage3.nifty.com/kaishin-juku/)も参加されていて、
前回のメルマガで取り上げたインプロで最後は盛り上がりました。
改めてインプロとコーチングの近さを感じたので、近いうちにインプロ
とコーチングを組み合わせたワークショップも企画しよう!と思いまし
た。
今週末は大阪では2回目となる「月刊 宇都出マガジン」です。今回は
広い会場を借りたのですが、かなり少人数になりそうです。その分、
濃ーーい会になると思うので楽しみです。 まだ受け付けていますので
お申込みください。
参加費は3000円(事前振込みの場合は2500円)です。
大阪・4月24日(午後2時〜午後4時半。場所は大阪産業創造館)
地図は→ http://www.sansokan.jp/map/
そして、少々早いですけれど、来月の東京での予定もお知らせします。
東京・5月19日(午後7時〜午後9時半 東京・北区・北とぴあ)
参加ご希望の方は、
お名前:
住所:
メールアドレス:
取り上げて欲しいテーマ:
(とはいえ、テーマを取り上げられるかどうかは責任もてませんので
あらかじめご了承ください)
をお書きのうえ、masa@utsude.com
までメールしてください。
事前振込みの方の振込み先は以下の口座です。
●郵便振替 00190-8-333237 加入者名称:宇都出雅巳
●銀行振込 東京三菱銀行 田町支店 普通 2157723 名義:ウツデマサミ
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
ゴルフのスィングでの「クラブ投げ」ではありませんが、コーチングでも
聴きかたや質問の仕方は、だれもが理想のやりかたを知っているんでしょ
うね。
コーチングにおける「クラブ投げ」とは何だろう? と思います。
前回取り上げたインプロ(即興)かもしれません。 そのあたりはまた次回。
とはいえ、来週は関西出張があるので、休刊させてもらいます。 また、
その次の週はゴールデンウィークなので、もしかして2週連続休刊するかも
しれません。
みなさんもゆっくりお休みください!
ご意見、ご質問、ご感想をお待ちしています。
メールは masa@utsude.com
までお願いします。
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このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
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利用して発行しています。
■コーチングの本質・あなたは考えてはいけません! 第67号
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