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   「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 2439人)
       
  第64号:「考えない」で「好奇心」(8):「あほ・ばかになれますか?」

                     発行:あなたのコーチ・Masa

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   の当選者が決まりました。

   和歌山市の藤井さん、横浜市の木下さんのお2人です!
   おめでとうございました! 楽しみにお待ちください。

   当選しなかった方、残念でした。。。。また懲りずにご応募ください!
    

   それでは、今週号の内容です。
  

   1)「考えない」で「好奇心」(8):「あほ・ばかになれますか?」


   2)今週の講座:選択理論・リアリティセラピー勉強会(須山康男さん)


   3)来月の「月刊 宇都出マガジン」:19日・東京 24日・大阪


 
   ■「考えない」で「好奇心」(8):「あほ・ばかになれますか?」■


   1)前号までの復習


    思い出したように「好奇心」を取り上げています。最近、つくづく、
    この「好奇心」の大事さを感じます。

    表面的には質問していて、相手の話を聴いていても、コーチが「好奇
    心」を持って聴いていなければ、まったく表面的な会話に終わってし
    まいます。コーチングじゃなくなるんです。それほど大事です。

    
    これは、「質問の仕方」でもないですし、かといって「コーチとして
    のあり方、姿勢」というものでもありません。 強いて言えば、「意
    識の向け方」といえるでしょうか?


    また、「好奇心」という日本語自体がかなり誤解を生む可能性のある
    単語なので、それも気がかりです。「自分の興味本位」とは全く違う
    んです。

    わかりにくいので、いろいろな角度から説明しています。なんとか、
    感覚をつかんでもらえればうれしいです。


    もう一度振り返ってみましょう。
    
    
    ●自分は知らないという立場に立つ●
     http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_061.htm

    ●思い込みを捨て続ける●
     http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_062.htm

    ●知らないから引き出せる●
     http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_063.htm


    何かを付け加えるのではなくて、捨てることなんですよね。
    がんばってするものではないんです。


    今日はその究極の形を示しましょう。



   2)あほ・ばかになれますか?


          ● 「あほ・ばかになれますか?」●


    いきなり、過激な言葉ですいません。でも、これが好奇心の本質なん
    です。ここ最近言ってきたことは、短く言えばこういうことです。
    これが、コーチングの本質でもあります。

    メルマガのタイトルどおり、「考えない」ことです。
 
    注)ベストセラー「バカの壁」の「バカ」とは分かったつもりになっ
      ている人のことなので、ここでいう真の? あほ・ばかとは正反
      対です。


    NLPユニバーシティ ロバート・ディルツさんは、その著書”From
    Coach to Awakenr"で、この「あほ・ばか」状態のことを


                ●"Nerk Nerk"●

    と呼んでいます。


    ディルツさんの言葉を借りるとこんな状態です。ちょっと硬い表現で
    すが。。


     1:物事を認識するときの思い込みがない。

     2:言葉から連想する思い込みがない。

     3:文化的な思い込みがない。

    
    普通の人間ではありえません。 いわばエイリアンです。でもこの
    状態がコーチとしては望ましい状態なのです。

    
    注)ディルツさんの著書”From Coach to Awakenr"はこちら↓
      http://www.utsude.com/Dilts_NLP/From_Coach_to_Awakener.htm


   3)省略したり、一般化したり、歪曲しない


    これをNLP(神経言語プログラミング)的にいうと、


         ●メタモデルが働いていない状態● です。

   
    注)NLPとは→ http://www.nlcoach.com/NLP/NLP_Basic.htm


    メタモデルとは、人間が体験を言葉にする際に、なんらかの処理を
    行うことに着目してものです。どんな処理かというと。。。


    ●「ほんと、京都人は信用できない」(ある京都出身の人が信用でき
    なかった体験を「一般化」している。ちなみに私は京都人です。。。)


    ●「あいつはひどい奴だ」(誰と比べてひどいのか、どんなふうにひ
      どいのか、「省略」している。)


    ●「あいつのせいで、俺はこうなった」(いまこうなっているのは、
      すべてあいつのせいかわかりません。体験を「歪曲」している。)


    このように、「一般化」「省略」「歪曲」といった処理が行われてい
    ます。


    メタモデル→ http://www.nlcoach.com/NLP/meta_model.htm


    「あほ・ばか」(Nerk-Nerk)とは、こんなふうな言葉のごまかしを
    まったくせず、しかもそれを受け入れません。

    これによって、徹底的に相手は現実、真実に向き合うことが可能になり
    ます。


   4)もう一度ききます。「あなたは、あほ・ばかになれますか?」


        ● 「あなたは、あほ・ばかになれますか?」●


     いかがですか?
        

     「好奇心」というエネルギーを思う存分発揮して、相手の可能性を
     引き出すためにはとても重要なことです。

    
     でも、なかなかできないですね。 上司、親、先生としては、少し
     でも、賢く見せたいのが本音でしょう。

     そこを乗り越えて、「自分がどうみられるか、気にしない」ことが
     必要になってきます。 自分の身を投げ出す、一種の冒険ですね。

     恐ろしいものです。徐々に努力するしかないでしょう。


     このことを考えたとき、コーチングの本によくある「関係づくり」
     とか「信頼関係を築く」とか、「ラポールをかける」ということが、
     私には、もう一つしっくりきません。


     あたかもそういった関係が、コーチングを行う前提のように語られ
     ますが、そこにとらわれると思わぬ落とし穴が待っています。
     
     そういった関係はむしろ、コーチングを行うなかでの結果とし
     てついてくるものだと、私は思います。

     そうしないと、「いい人でいよう」とか「よく思われよう」という
     「あほ・ばか」とは正反対になってしまいます。


    ちなみにコーアクティブ・コーチングでは、コーチとクライアントが共に平
    等の立場でかかわりあう「意図的な協働関係」を大事にしますが、
    これは「関係づくり」というよりも、契約を結ぶ、約束をするとい
    った意味合いが強いと思います。
    (「意図的な協働関係」については、「コーチング・バイブル」(東
      洋経済新報社)を参照してください。この本は取っ付きにくいか
      もしれませんが、本当にいい本です。買って損はしません。)
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492554556/mycoach-22


    「好奇心」を突き詰めていくと「あほ・ばか」に至りました。
     いかがだったでしょうか?


    先日の「月刊 宇都出マガジン」でも話題になったんですが、この「好奇心」
    が働いてくると、質問のカタチとしてはとても短くなってきます。


    「それで?」「例えば?」、さらには「で?」「ほう?」などと、ほとんど
    コーチがしゃべる時間が少なくなります。餅つきのイメージにですね。
    そして、当たり前ですが、クライアント、相手の話す時間が増えてきます。

    まさしく、コーチングの理想である「独り言」状態に入ってくるわけです。

    「コーチングとはぜいたくな独り言かもしれません」
     http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_018.htm

    「コーチングとは餅つきである」
     http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_056.htm

    
    読者のあなたなりのご意見、ご感想があると思います。ぜひお聞かせくだ
    さい。メールはmasa@utsude.com まで。


  ■■今週の講座:選択理論・リアリティセラピー勉強会(須山康男さん)■■


      選択理論、リアリティセラピーをご存知でしょうか?

  日本リアリティセラピー協会(http://www.choicetheorist.com/)の資料から
  選択理論に関する説明を少し引用します。


 「選択理論によると、私たちのすることはすべて行動で、行動はほとんどすべて
  選択したものです。人は、生存、所属、力、自由、楽しみという5つの基本的
  欲求を満たすために、遺伝子によって内側から動機づけられています。実際には
  最も重要な欲求は愛・所属です。人々と大切な、親しい関係を維持することは、
  すべての欲求を満たす必須条件です。選択理論は、全世界のほとんどの人が今
  まで使ってきた心理学、外的コントロール心理学にとって換わるべきものです。」


  これだけではよくわからないと思いますが、「行動」「選択」「基本的欲求」
  「関係」「外的コントロール(に対して内的コントロール)」といったキーワード
  で、少しはイメージしてもらえるでしょう。


  私は、昨年1月に初級講座を受講しましたが、コーチングととても重なるところ
  があり、大変参考になりました。そのときの体験はメルマガで報告しています。
  → http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_014.htm


  今回、久しぶりに毎月・日曜日に行われている勉強会に参加してきました。
  改めて聴いてみると、以前と違った発見も多く、期待以上に収穫がありました。


  また改めて、選択理論・リアリティセラピーについては取り上げますが、いくつ
  かメモしたフレーズを紹介しておきます。


    ●いいわけは聞かない●

  
    ●最良の治療法は「病気は治っている」という前提で取り組むこと●


    ●相手をいたわろうとするから、相手の症状にとらわれる●


    ●未来はまだ来ない。すべては現在であり、現在に焦点を当てる●


    ●過去とは「現在の思い」。過去は変えられる●


    ●できること、できないことを見極め、できないことを受け入れる●


    ●クライアントの合意をとって進めていく●


    ●必ず具体的な行動計画を入れ、確認のステップを入れる●


   読んでおわかりのとおり、コーチングにもとても参考になります。


  なお、この勉強会は毎月1回・日曜日に東京・大崎で開かれています。
  参加費はたったの1000円(しかもお茶にお菓子付き!)。初心者の方で
  もOK。 お勧めです。 次回は4月25日、次々回は5月23日です。

   詳しくはこちらまで→ http://www.eisaku.net/cgi-bin/clip/clip.cgi


  ■■来月の「月刊 宇都出マガジン」:4月19日・東京 4月24日・大阪■■

  
  早いもので、もう4月ですね。4月も「月刊 宇都出マガジン」を開催します。

  コーチングにもガンガンと触れていますので、ご興味のある方はご参加ください。

  大阪でも開催します。


  東京・4月19日(時間・場所は同じ 午後7時から北区・北とぴあ)

  大阪・4月24日(午後2時〜午後4時半。場所は大阪産業創造館)
           地図は→ http://www.sansokan.jp/map/

 
  テーマは参加者の希望に応じて設定する自由な会で、参加費は3000円(事
  前振込みの場合は2500円)です。


  参加ご希望の方は、


    お名前:

    住所:

    メールアドレス:

    取り上げて欲しいテーマ:
    (とはいえ、テーマを取り上げられるかどうかは責任もてませんので
     あらかじめご了承ください)

  をお書きのうえ、masa@utsude.com までメールしてください。

  事前振込みの方の振込み先は以下の口座です。

  ●郵便振替 00190-8-333237  加入者名称:宇都出雅巳
  ●銀行振込 東京三菱銀行 田町支店 普通 2157723 名義:ウツデマサミ
  
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   最後まで読んでいただきありがとうございました。
  
   「人生の問題の多くは人間関係である」といわれます。

   今回ご紹介したリアリティセラピーでは、「人間関係」にかなりの焦点を
   おいています。

   ただ、人間関係というと、ついつい「いい人間関係」を目指そうとしてし
   まいます。今週号でも取り上げた「関係づくり」の問題点もそこにありま
   す。

   人間関係を考えるとき、「いい・悪い」だけではない視点があります。

   それは、「リアルかどうか?」です。つまり、それが「生」かどうか? 
   ということです。


   「コーチング・バイブル」の著者の一人であるフィル・サンダールさん
   は、「ナイスな関係ではなく、リアルな関係であれ」と言いました。

  
   そのほか、「近い・遠い」という視点もあるでしょう。


   あなたの人間関係はどうですか? 新しい視点があれば教えてください。


   ご意見、ご感想をお待ちしています。
   メールは masa@utsude.com までお願いします!
  
 
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   このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/
   利用して発行しています。
   ■コーチングの本質・あなたは考えてはいけません! 第64号
   ■発行者:宇都出雅巳 masa@utsude.com
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