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「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 1265人)
第36号:「考えない」で「集中する」(2):2つの「自分」
発行:あなたのコーチ・Masa
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2日遅れの配信です。失礼しました。
昨日、トレーナーの先輩とお会いする機会がありました。
その方は、外資系企業を中心にプレゼンテーショントレーニングやセール
ストレーニングを行っています。
これまで、ロジック(論理)とエモーション(感情)のどちらが重要かに
ついて、ずっと考えてきてこられたそうです。
そして、ようやく固まってきた結論は、
●●エモーション(感情)●● でした、
その方が面白い例えをいわれていました。
セールスにおける営業と客の関係にしろ、上司と部下の関係にしろ、
●パイプと水●
の両方を考えたほうがいいというのです。
パイプは人間関係を表します。水はそこを流れるロジック、コンテンツ(情
報など)を表します。
パイプが細ければ、いくらそこに上質の水を流そうとしても流れていかない。
一方、たとえ水がしっかりと浄化されていない(論理的に不整合)状態でも、
パイプが太ければ、流れていく。
パイプと水、どちらが先かといえばパイプでしょう、とその方はパイプ、すな
わち人間関係、ひいてはエモーション(感情)の重要性を力説されていました。
「人間関係のパイプを太くしろ!」なんて言葉はビジネスの世界ではよく言わ
れるので、なんとなくイメージはしてもらえる話だと思います。
ただ、ここで出てくる問いは、
●「どうやってパイプを作り、太くするのか?」●
いろいろな答えが出てくると思います。
答えでもいいですし、感想、ご意見などをmasa@utsude.com
までいただければ
うれしいです。
それでは今週号の内容です。
1)「考えない」で「集中する」(2):2つの「自分」
2) メルマガ相互紹介:あなたは一国一城の主!
〜小さな会社の経営を成功させる方法〜
■■■「考えない」で「集中する」(2):2つの「自分」■■■
1)前回の復習:「新・インナーゲーム」
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前回は「考えない・コーチング」をもろに語っている「新・インナ
ーゲーム」を紹介しました。
テニスのコーチングからヒントを得て、ティモシー・ガルウェイ氏が
生み出したものです。
インナー・ゲームの原則は
●生まれながらに「すでに備わっている」能力を使えば、人は知識やレッ
スンではなく、「自分の体験」によって、自然にものごとを学び取るこ
とができること。
でした。
2)2つの自分
しかし、インナー・ゲームの原則が働くのを妨げているものがあります。
それは
●自分をコントロールし、評価しようとする自分●です。
ガルウェイ氏は、これを
●セルフ1● と名づけました。
自分の内側の声に耳を傾けてみてください。
自分が自分に対して言っている声が聞こえませんか?
「がんばれ!」
「しっかりやれよ!」
「何をやっているんだ!」
自分に話しかけ、叱ったり、励ましたりしている自分です。
そして、このセルフ1から話しかけられ、実際に行動している自分を
●セルフ2●と名づけました。
インナー・ゲームの原則である、
生まれながらに「すでに備わっている」能力、自然にものごとを学び
取ることができる能力は、このセルフ2が持っているものです。
セルフ1は内側に聞こえる自分の声として、簡単に分かってもらえると
思いますが、セルフ2がピンとこないかもしれません。
表現を試みると、
”本当の自分”といった表現は胡散臭いかもしれませんが、あなたの
生の声・自分です。本音や本能に近いともいえます。
それは心の奥底・中心にあるとイメージする人がいるかもしれません。
”直観”(たんなる思いつきや、妄想ではない)に近いものかもしれま
せん。
この「セルフ2」はこのようになんとも表現できないものなんですが、
これが、インナー・ゲームの肝であり、コーチングの肝であるともいえ
ます。
これをコーチングでは、”本質”・”真実の声”と表現していると思い
ます。
私の表現でいえば、溢れてくる胸の思いですし、胸のうずきとも表現で
きるでしょう。とめようと思っても、あなたの中から出てくるものです。
それは無我夢中になっている状態・集中している状態になって、結果と
して、「これか!」と気づけるようです。
3)セルフ1ではなくて、セルフ2を働かせる
無我夢中の状態・集中している状態とは、
●セルフ1が働いていない状態● です。
自分の内側の声がおさまっている状態です。
ガルウェイ氏は、テニスのコーチングにおいて
「自分をコントロールし、評価しようとするセルフ1の口数が少なくな
ればなるほど、実際のショットがよくなる」ことを発見しました。
もちろん、いきなりすごいショットが打てるようになれるわけではあり
ません。練習と失敗が必要です。しかし、そこでの学習においても、コ
ーチが「ああだこうだ」と指示するのではなく、生徒のセルフ2を信頼
して、その学ぶ能力を最大限に発揮させることがポイントになります。
●自分や相手の中のセルフ1は静かにして、セルフ2を働かせる●
そのためにも、
●セルフ1としてのコーチは静かにして、
セルフ2としての相手を働かせる● のです。
コーチングの場面、また、上司と部下、親と子、先生と生徒が話して
いる場面を想像してみてください。
そこでは何が起きているでしょう?
クライアント、部下、こども、生徒の力は最大限に発揮されている
でしょうか?
コーチ、上司、親、先生が、まるで「セルフ1」のようになって、
彼ら「セルフ2」の力を抑えていないでしょうか?
「そんなことを言ったって。。。。」
という声が聞こえてきそうですね。
確かに今までの常識からみれば、非常識かもしれません。
しかし、コーチングというのは、この非常識なことを行っていくもの
なのです。(と私は考えています)
それはテニスの指導の分野で、インナー・ゲームの手法が非常識なも
のであるのと同様です。そして、それが効果を上げているのです。
4)コーチングの本質を知るためには、これがお勧め
数多くのコーチングの本が出ていますが、どうしてもスキルに焦点が
いきがちです。スキルももちろん重要なんですが、大事なのはその本
質です。
質問すること。直観(直感? 妄想?)を伝える。 どれも大事なこ
とです。しかし、それを行っている意味、それによって何を行おうと
しているのかを理解していないと、あらぬ方向にいってしまいます。
●質問の名のもとに、自分の行きたい方向に操作する●
●直観の名のもとに、自分の世界に相手を引きずり込む●
そんなコーチ、上司、親、先生になっていませんか?
この「新・インナーゲーム」はテニスの例を通して、スキルはもちろん
ですが、コーチ・上司・親・先生のあり方を気づかせてくれる本です。
ただ、インナー・ゲーム流にいうと、この本や私が教えることではあり
ません。あなた自身、あなたのセルフ2は自然に学ぶ力があるのですか
ら。
まずは、あなたと相手の関係で起きていることを冷静に見つめてください。
そして、自分自身を信頼して、そこから起きる自然の流れに従ってみてく
ださい。
そこから始まります。
今日はこのへんで。
なんだか、道徳か宗教のお話のようになってしまいました。
読者のみなさんがどう受け取られたのか、率直な感想をお聞かせください。
次号以降も
●セルフ1の口数を少なくする・静かにする●
●セルフ2を信頼する●
などを中心に、インナー・ゲームをネタに「考えない」を考えていきます。
ご意見、ご感想などは、masa@utsude.com
まで。
「新・インナーゲーム−−心で勝つ集中の科学」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4817202106/mycoach-22
「インナーワーク」
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毎回「あっ!」と目から鱗か落ちることや、「やっぱり」と再確認さ
せられることがテンコ盛りです。
マーケティングの本を書いていらっしゃるだけあって読み易い文章で
すし、一回一回が読み切り連載のようで分かり易く、学ぶことが多い
です。
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っています。新商品開発、販売、営業、社員教育すべてに役立つスー
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
先週末に出張があったりして、ばたばたしており、配信が2日遅れになりまし
た。メルマガを出してから、初めての夏なので、この夏を乗り切れるか! 少
々、心配です。
来週は配信しますが、再来週は夏休みでお休みの予定です。
一つご報告です。このメルマガでも宣伝させてもらった、高速大量回転法な
る試験勉強の本ですが、150人ほどの方から申し込んでいただきました。
ありがとうございました! メルマガと本とはやはり違って大変だったので、
たくさんの方に読んでもらえるのはとてもうれしいです。
このコーチングメルマガもそろそろ、本のカタチにまとめようか、とも思わ
ないではないんですが、大変さにしり込みしています。
それでは、また来週おめにかかりましょう!
ご意見、感想、希望、批判、賞賛、罵倒、激励なんでも結構です。
masa@utsude.com まで、お気軽にメールをお寄せください。
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