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   「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 1262人)
       
  第32号:「考えない」で「ただ質問する」:コーチは消えるのが理想

                     発行:あなたのコーチ・Masa

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  配信が遅くなりました。

  余計なことは書かずに、今週号の内容です。

  1)「考えない」で「ただ質問する」:コーチは消えるのが理想

  2)人間のBS(貸借対照表)が読めるコーチ

  3)お勧めメールマガジン:独断と偏見の歯科医療ブッタ斬り
    
  ■■■「考えない」で「ただ質問する」:コーチは消えるのが理想■■■

  1)前回の復習:マンダラート

  「考えない」で「信じる」まで行き着いて、自分でもさてどこに行くかと
  思っています。

  前回はマンダラートを紹介しましたが、いかがだったですか?

  メールでの反響は少ないですが、じわじわと影響を及ぼしているようです。

  マンダラートの今泉さんの著書は15年ほど前にはたくさん出版されて
  おり、読まれた方も多いようです。その中に「生き方をデザインする」と
  いう本があります。

  今日は、それを久々に引っ張り出して読んでいるというコーチ仲間とお会
  いしました。久々に私も読みましたが、トム・ピーターズの「ブランド人
  になれ!」と同様、今こそ、読まれるべき本だなあと感じました。
  絶版になっているのが大変残念です。

  
  2)ただ質問する


  今日はあえて、「ただ質問する」です。

  前にも書きましたが、このメルマガ執筆のきっかけは、
 
      ●「何を質問していいか分からない。。。」●  

  と、コーチングを知ってから考え悩むマネジャーの話を聞いたからでした。

  「コーチングが誤解されている。。。。」と危機感を抱いて、このメル
  マガを出し始めました。それは、今も変わりません。

  また、同時にコーチングは「シンプルだけど難しい」ことも感じ始めて
  います。

  先日もある友人の会社でコーチング研修を行って、


         ●「ただ質問する」● こと

  
  がなかなかできないことを見せられました。


  以前、あるコーチング研修で見せられたのは、次に何を質問するかを
  考えるあまり、相手の話を聴かず、質問に困る人の姿でした。
  http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_023.htm


  今回は、相手の話をよく聴いていて、質問もできていました。

  でもやはり、

         ●「ただ質問する」● こと


  がうまくできていませんでした。

   
   ●相手の言葉を繰り返し、その言葉をたくさん使って質問する●

   ●相手の言葉に反応し、自分の意見を質問のカタチで伝える●

 
  といったカタチが見られたのです。


         ●シンプルにただ質問する●


  これができるようでなかなかできないのです。


  3)理想の状態はコーチが消えて、クライアントの独り言状態

  
         ●シンプルにただ質問する●

    ことがなぜ重要なのでしょうか?


   それは、クライアントはレベル1(自分自身に意識の矢印が向
   いた状態)の状態にあるのが、コーチングの理想の姿だからで
   す。コーチに意識が向いているのは理想の状態ではありません。


  誤解を恐れずにあえて言えば、


        ●コーチングは対話ではありません●


  NLP(神経言語プログラミング)の基本であるラポール(コー
  チとクライアントに橋が架かったようなつながりのある状態)や、
  それを作り出すためのバックトラッキング(オウム返し)など
  の手法は要りません。

  逆に、そういった操作は不要な対話を引き起こし、コーチングの
  プロセスを遅らせる可能性があります。
  
  表面的には質問でも、

  ●相手の言葉を繰り返し、その言葉をたくさん使って質問する●

  ●相手の言葉に反応し、自分の意見を質問のカタチで伝える●

  では、相手の意識をコーチに向けさせてしまう危険性があります。

  
         ●シンプルにただ質問する●
  
  ことがとても重要です。コーチの存在は消えて、クライアントが独り言
  をいってる状態を作り出すために有効な方法だからです。


  4)営業手法から学んだコーチングの本質


  こうは書いていますが、私自身、コーチングにおいて「ただ質問する」
  ことの重要性をあまり意識していませんでした。

  先ほどのラポールはもちろん、NLPや他のカウンセリング技法で
  学んだ手法を使おうとしていました。

  最近になってようやく、「ただ質問する」ことの重要性、しかもで
  きるだけシンプルに質問することの重要性を感じています。

  そのきっかけはコーチング研修でもなく、カウンセリングでもあり
  ませんでした。それは営業トレーニングでした。

  その営業トレーニングとは、「売り込まなくても売れる」という本
  で知られている高確率セールスです。


  「売り込まなくても。。。」を読んだときに、「これはコーアクテ
  ィブ・コーチングに共通する!」 と思いました。この本の感想は
  以前、メルマガにも掲載したとおりです。
  http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_010.htm

  そこから勢い余って、自分自身が高確率セールスのトレーナーとし
  て、受講生のトレーニングを行っていますが、その中で、より、こ
  のセールストレーニングとコーチングの関連性を感じてます。
  (高確率セールスのHP:http://www.highprobsell.com/japan/


  このセールス手法の核となるプロセスに


       ●信頼と尊敬を確認する質問・プロセス●


  というのがあります。相手が信頼できるかどうか、営業担当者が
  相手をしるために行う質問でありプロセスです。

  詳しくは、「売り込まなくても売れる」(フォレスト出版)
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894511371/mycoach-22
  の第6章・「本音の勝負が生む最強の「信頼関係」」を読んでいた
  だければいいのですが、そこでは、


          ●シンプルにただ質問する●

  
  ことが要求されます。

  ラポールをかけようとすることはもちろん、相手への共感や感情移入
  もやめるのが原則です。あくまでもニュートラル(中立)な立場を
  保って、相手に質問して、聴いていくのです。

  最初はそれが不自然に感じられるほどです。

  しかし、実際にやってみると、このほうが、相手の深いところを
  聴くことに非常に有効なことがわかりました。

  このトレーニングを受け、私自身がトレーニングを行うなかで、
  自分のコーチングスタイルも変わってきたことを感じます。

  コーチである私自身はより楽に、クライアントである相手の気付き
  や学びはより深くなっているのを気付いています。


 5)最後に


          ●コーチは消えている●

         ●クライアントの独り言状態●    
    
         ●コーチングは対話ではない●

  そして、

         ●シンプルにただ質問する●

  
  先生、親、上司のみなさん。こんな状態が実現できているでしょうか?

  これまでのコミュニケーションから考えれば、パラダイムの転換とも
  いうべき手法です。

  
  「コーチング」と聞いて、分かった気にならないでください。

  今思っているものよりも、もっと過激で、もっとパワフルで、あなた
  のコミュニケーションを劇的に変える手法である可能性があります。

  ご意見、ご感想などは、masa@utsude.com までお寄せください。

   □■□■コーチングの本質をお伝えするコーチングワークショップ■□■□

   コーチングがどんどん一般にも知られていますが、コーチングの本質が
   どんどん誤解されていることを感じてます。それは正しい、間違っている
   の問題ではなく、誤解されることによって、コーチングが持つ本来のパワ
   ーを失わされる危険があります。

   コーチングは今までのコミュニケーションからのパラダイム転換です。

   これをお伝えしたく、コーチング・ワークショップを始めました。
   
    標準は4時間。料金は6万円(交通費別)でどこでも行きます。
    (ただし、参加者は20人まででお願いします)

   ロールプレイも含めて、頭と体でコーチングの本質をつかんでもらいます。

   申し込み・問い合わせは masa@utsude.com まで。
   
  ■■コーチングと企業分析:人間のBS(貸借対照表)が読めるコーチ■■

  2号前に始めていた話です。
  http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_030.htm

  表面上は  
    
            ●シンプルにただ質問する●

                          というカタチでも、

  全く違うことが起きている可能性があります。

  それはコーチがクライアントのどのレベルまで観ているかの違いがでてき
  ます。

  その違いを表す例えとして、私の経済記者時代の経験から、



        ●P/L(損益計算書)しか読めない記者●
                  と
          ●BS(貸借対照表)が読める記者●

  をご紹介しました。

  
  表現から分かるように、P/LはBSに比べて分かりやすいのです。

  収益と損失という表面に現れてくるものに比べて、資産・負債はとらえにく
  いものです。収益と損失は今期だけですが、資産・負債にはこれまでの歴史
  が反映され、これからの基盤となります。

  業績をP/Lだけで説明することは可能ですし、簡単です。しかし、BSを
  踏まえていなければ、それは薄っぺらい説明になりますし、将来予想も安定
  しません。

  BSをもしっかりと踏まえておくことがすぐれた経済記者の条件でした。

  これと同じことがコーチが相手をみるときにも言えないでしょうか?


         ●相手のP/L(損益計算書)しか読めないコーチ●
                  と
          ●相手のBS(貸借対照表)が読めるコーチ●
        

  あなたは相手のどこまで観ていますか? 読めていますか?

  また、どこまで観ようとしていますか? 読もうとしていますか?


  ご意見、ご感想、ご希望などは、masa@utsude.com までお寄せください。

  ■■■■お勧めメールマガジン:独断と偏見の歯科医療ブッタ斬り■■■■
         http://www.mag2.com/m/0000112088.htm

  歯科医の友人が、大胆、かつ有益なメールマガジンを創刊します。

  詳しくは以下のホームページをご覧いただければいいですが、
  http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/8280/

  なかなか面白そうな内容です。創刊号は

         ●『頑張って磨いてください!』の罠● と題して、

  歯科医のブラッシング指導の問題点を分かりやすく解説し、ブラッシングの基
  本を教えてくれてます。

                  ●歯●
 
  というのはわれわれにとってとても大事です。

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  役に立たなければ解除すればいい話です。まずは、登録してみてください。
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  ■■■■■■■■■■■■■■■最後に■■■■■■■■■■■■■■■■■

  最後まで読んでいただきありがとうございます。

  先週号で紹介した「コーチから呼び覚ます人へ」を読んでいます。たくさんの
  スキルが盛り込まれています。

  そして同時に、コーチとしてのあり方・考え方も豊富です、

  その中でディルツさんはこう書いています。

  「相手は”英雄”の旅を行く英雄だ」「コーチであるあなたが英雄なのではな
   い」と。

  ついつい、コーチは自分の力を過信してしまいます。コーチングの大前提を
  再確認したいものです。

  来週月曜日から、アメリカに行きます。コーアクティブ・リーダーシップ
  トレーニングへの参加です。このため、次回配信は、7月14日(以降)と
  なります。ご了承ください。

  ご意見、感想、希望、批判、賞賛、罵倒、激励なんでも結構です。
    masa@utsude.com まで、お気軽にメールをお寄せください。

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   ■コーチングの本質・あなたは考えてはいけません! 第32号
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