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   「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 1030人)
       
   第20号:「「考えない」で「直観」(6):知識と経験(2)」
                      発行:あなたのコーチ・Masa

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  きつい風がびゅんびゅん吹いています。もうすぐ春ですね。
  
  さっそく、今週の内容です。

   1)「考えない」で「直観」(6):知識と経験(2)
   2)読者のからのメール:「コーチングとはツールである」 

  ■■■■■「考えない」で「直観」(6):知識と経験(2)■■■■■

   1)前回の復習:答えを引き出すための「適切な質問」を見つけるには?

    前回は、「質問」。そして、その質問をするコーチに目を向けました。

    そして「答えを引き出すための「適切な質問」をいかにして見つける
    のか?」という質問を投げかけました。

    読者のなかには、「適切な質問か。。。。うーーん」と考えこまれた
    人がいるかもしれません。

    ただ、そこで考え込まれてしまうと、このメルマガの創刊号のタイ
    トルである

    「何を部下に質問していいか分からないんです。。。。」
    状態に逆戻りしてしまいます。

    もちろん、「適切な質問は何か?」と「考える」ことではありません。

    でも、「コーチは何もしなくていい」わけでもありません。

    前回の最後に、こんな問いかけをして終わりました。

    ●コーチに知識・経験は必要なのか? クライアントの話す分野の経験・
     知識はどれぐらい必要なのか? それはコーチングに役立つのか?

    ●コーチング自体に関する知識、そして経験はコーチングにとってどう
     なのか? 

    あなたはどう思われますか?


   2)意思決定における直観


    これについて答えるための一つの手がかりとして、「決断の法則」
    (ゲーリー・クライン著 トッパン)という本を紹介します。

    これは、時間的プレッシャーなど、困難な状況における専門家の意思
    決定を調査・分析したものです。

    その第4章に
               ●直観と意思決定●
    
    という章が設けてあります。

    消防活動時の消防士、軍事活動時の将校などの意思決定においては、
    論理的に考えて下された決定ではなく、「言葉で説明できない」意思
    決定が多く見られることを紹介しています。そして、その多くは適切
    なものだったといいます。

    その意思決定について、当事者は、それが言葉で説明できないために
    「第六感」とか、何か超能力のようなものだと思っています。

    しかし、この本ではそれは第六感とか超能力とかいう根拠のないもの
    ではなく、ちゃんと根拠のあるものだと主張します。

             それこそが、●直観●であるというのです。
  
    読者の方も、上司として、親として、先生として、コーチとして、日々
    
               「何を質問するか?」
    
    という意思決定に常に迫られているわけです。そこで何が起こってい
    るんでしょうか? そこにおける「直観」とは?


   3)直観とはパターン認識


    「決断の法則」では、直観を次のように定義しています。

             ●過去の経験知識を利用して●
        ●状況変化を示す重要パターンを認識すること●

    「こうだから、こうである。だからこの質問をする」という意思決定
    ではありません。

    状況を「パターン」として認識して、それに反応するわけです。

    「分析的」という言葉を対照におくと分かりやすいかもしれません。

    過去のパターン、典型的なケース、見慣れたケースなどとの照合が一
    瞬のうちに行われるわけです。知識・経験を蓄えておくことがとても
    重要になるわけです。

    パターンを認識することは、論理ではありません。そこに現れる様々
    な        

                 ●兆候●    です。

    とても微細な、複数の兆候を意識的にせよ、無意識的にせよ、
    気づき、感じ取ることによって、パターンを認識することができる
    のです。

    ここからも、相手を
  
               ●見る・視る・観る● 

    ことの大事さを分かっていただけると思います。


   4)直観とは「起こっていない」ことに気づくこと


    さらに、「直観」をこうも言っています。

          ●何かが起きなかったことに気づいたり●
          ●パターンと違う異常性に気づく能力●
   
     これに気づくことができるかが、専門家とそうでない人の違い
     なのです。

     当たり前のことが当たり前に起きている状況では、「直観」は
     働く必要もなく、何も観じません。

     そして、そういった状況のほうが多く、異常なことは稀です。
     だから「異常」なわけです。

     しかし、この「異常」こそが重要です。そこに問題を解くカギが
     あり、成長への突破口があったり、その人の個性が出ていたり、
     するのではないでしょうか?

     そして、この「異常」に気づくことが、上司、親、先生、コーチ
     の役割であるのかもしれません。

         単なる「質問屋」さんになっていませんか?
         あらかじめ決められた質問をただ行っていませんか?
  
     あなたが頭で分かる、分析的に分かることなんて、さほど重要では
     ありません。あなたが蓄積した膨大な経験・知識をパターン認識の
     なかで活用することが重要なんです。

     そして、「何かおかしい」「なんだか分からないけど、こんな質問
     がしたくなった」「何かざわざわする」なんていうことが、実は
     もっとも大事なことかもしれません。

     それを相手に伝えていくことが、あなたの役割なのです。

     そのためには「考える」ことを手放す必要があります。考えて分かる
     ものではないのです。

  
   5)「人生最大の秘訣は?」


     パターン認識をするためには、過去の経験・知識が欠かせません。
     ぜひ、たくさんの経験をして、知識を蓄えましょう。

     でも、そこで、やはり考えないことが必要なわけです。

     そしてそのためには、このメルマガで繰り返し言っている、

               ●見る、視る、観る●

                  ●好奇心●

     がキーになります。

     前回、

         ●「人生最大の秘訣は適切な質問である」●

     という言葉を紹介しました。

     そして、適切な質問を見つけるためには、

                  ●直観●

                   そして、

                 ●考えないこと● です。


         ●「人生最大の秘訣は「考えないこと」である」●
       
      といえば言いすぎでしょうか?

  
     このまま、このメルマガを終わってもいいようなまとめになって
     しまいました。

     みなさんはどう思われますか?

     ご意見、ご感想、ご質問などを masa@utsude.com までお寄せください。

    ■■読者からのメール:「コーチングとはツールである」■■

    前々号で、「コーチングとはぜいたくな独り言である」をはじめ、
    
              ●コーチングとは何か?●

    について、つらつらと書きました。

    これに対する、読者からメールをいただいたのでご紹介します。

    コーチングを学ばれている藤沢さんからメールです。
   
    (メール引用開始)
   
   ここからは私にとってのコーチングとは・・になるのですが、CTPのクラスで同
   じ設問をされたときに、周りは「自分のあり方」「「生き方」「職業(天職)」
   と答えている中で、私は「コーチングは、よりよく生きるためのツールです。」
   と答えたんですね。
   クラスリーダーはびっくりして、しばらく絶句していました。
   「『ツール』という考え方は、私にとって新しい概念です。」とまで言われてし
   まいました。

   私にとってコーチングはよいコミュニケーションを行うためのツール、よい人間
   関係を築くためのツールであり、それはよりより人生を送ることにつながると感
   じていたのでした。今も。
   もちろん一方で「人生の目標=コーチ=理想的なあり方」という考え方ももって
   はいるのですが、「読み書き」に対峙する考え方としての「コーチング」として
   捉えると、「ああ、『ツール』という考え方もあり、かな」と思えるようになり
   ました。なんたって、「読み書きそろばん」はかつての生きるための手段だった
   んですから。
   「コーチング=手段=目的」は自分の中では折り合いのついている考え方なんで
   す。

    (メール引用終わり)

   藤沢さん、ありがとうございました!

   みなさんはどんな感想をもたれましたか?

   また、あなたにとって「コーチングとは何か?」

   masa@utsude.com までメールください!  
    
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   ■■■最後に■■■

   昨日、舞浜にあるモンスーンカフェで昼ご飯を食べました。

   とても活気があり、いい「気」を出している店です。

   今、EQリーダーシップトレーニングを一緒にやらせてもらっている
   アドリーマックス(http://www.adreamax.co.jp)の吉尾さんによると、
   採用方法に秘密があるとか。。

   ディズニーランドに行かれたときには、一度寄ってみてください。
      http://216.119.105.170/site/restaurants/index.cfm?resID=107&page=detail&lang=JP&chainId=3

      最後まで読んでいただきありがとうございます。

   ご意見、感想、希望、批判、賞賛、罵倒、激励なんでも結構です。
      masa@utsude.com まで、お気軽にメールをお寄せください。

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