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「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 579人)
第5号:「相手を観る(続き)」
発行:あなたのコーチ・Masa
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ますます秋が深まってきました。
イチョウもきれいに色づいています。
前号で報告しましたが、1週間前の土曜日には
NLP(神経言語プログラミング)の第一人者である
ロバート・ディルツさんのセミナーに参加しました。
この土曜日には、コーアクティブ・コーチングを日本に
もたらしたフィル・サンダールさんのワークに参加しました。
コーアクティブ・コーチング卒業生の勉強会の中のスペシャル
セッションとして行われたものです。
フィルさんは先日翻訳が出版された「コーチング・バイブル」
(東洋経済新報社刊)の著者の一人です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492554556/mycoach-22
フィルさんが取り上げたのは「インザボーンズ・コーチング」。
直訳すると、「骨の中のコーチング」となるのでしょうか。
知らない人にはなんのことか分からないと思います。
簡単に説明します。
コーアクティブ・コーチングは、大きくわけて4つのコーチング
タイプを持っています。
1)フルフィルメント・コーチング
2)バランス・コーチング
3)プロセス・コーチング
4)インザボーンズ・コーチング
です。コーアクティブ・コーチングを紹介している
CTIの応用コースもこれに沿って構成されています。
(http://www.thecoaches.co.jp/detail.html#OYO)
1から3までについては、前記の「コーチング・バイブル」で
詳しく紹介されています。しかし、4つめの「インザボーンズ」
に関しては紹介されていません。このコースが、それまでの
3つのコーチングを統合するものであり、体験を通してしか
身に付けられないからでしょう。
CTIジャパンのホームページには、インザボーンズ・コーチング
をこう説明しています。
「このコースでは、これまでのコースで学んできたことを統合し、
それを血肉化(イン・ザ・ボーンズ)し、自分の持っているも
のをすべて活かしてクライアントの中に眠る可能性を呼び覚ます
力を身につけることを目的としています。」
この説明にも出ていますが、「クライアントの中に眠る可能性を
呼び覚ます」コーチングなのです。
今回、フィルさんは、「”真実の声”(authentic voice)を
呼び覚ます」と表現していました。
2時間ほどのワークでしたが、とても深いコーチングでした。
私も自分の中に眠っているエネルギーを再発見し、さらなる
可能性と課題を見つけました。
”真実の声を呼び覚ます”キーとなる質問は二つ
1)あなたにとって、「このためなら火の中も歩くぞ!」と
いえるほど重要なものは何ですか?
2)あなたは何を待っているのですか? 何があなたがそれを
今すぐすることから止めているのですか?
(What are you waiting for? What stops you doing right now?)
ここから、さらに身体を使い、名前を付けたり、増幅したり、
具体的な行動へと結びつけていきます。
といっても、なかなか言葉では伝わらないかもしれません。
もしご興味があれば、www.thecoaches.co.jp をチェックしてみて
基礎コースだけでも参加してみてください。
「これか!」と分かると思います。
と前置きのつもりが長くなってしまいました。
先週のディルツさんのNLPの立場からみたコーチング・
も紹介したいんですが、それはまたの機会で。
もうひとつのメルマガ「週刊 宇都出マガジン」でも、コーチング
の話題を取り上げているので、ご興味があれば登録してみて
ください。
http://www.mag2.com/m/0000098596.htm
■■■■今号の内容■■■■
1)考えないで観る(4)・「観る(続き)」
2)今週の本:松下幸之助の直観力
3)「自分自身とコミュニケーションをとる」の今後
4)来週休刊のお知らせ(セミナー参加のため)
5)メルマガ紹介:ワクワクを仕事にするコツ
■■■■考えないで観る(4)・「観る(続き)」■■■■
前回、いよいよ「観る」に入りました。
相手に向かって、
「この人が信じていること」
「この人が大事にしていること」
「この人が認識している自分の役割」
といったことを「観て」いくことをご紹介しました。
実際にやってみて、いかがでしたか?
ぜひ気づいたことがあれば、聞かせてください。
(utsude@hotmail.comまで)
前回触れたように、実は相手に対して興味を持っていなかった
のかもしれません。
そのときは、自分が興味があることを明確にして、相手と
区別化します。紙に書いたり、ホワイトボードに書くこと
がお勧めです。課題の明確化や問題解決もお話したいことは
たくさんありますが、コーチングとは離れるので、これまた
別の機会で。
そして、「観る」です。
確かにあなたが見えているのは、相手の顔であり、手であり、
体です。でも、相手は人間です。動く存在であり、可能性の
ある存在であり、思いも、意志もある存在です。
それを「観て」いくわけです。
ここでガイドとなるのが、あのディルツさん(www.nlpu.com)が
開発されたニューロ・ロジカルレベルです。
これによると、人間の意識レベルは、
1)環境
2)行動
3)能力
4)信念・価値観
5)自己認識
6)スピリチュアル
といったレベルに分けられます。
それでは、このレベルに沿って観ていきましょう。
1)環境:まさしく、今見えているものです。
2)行動:この人はどんな行動をしているのでしょう。
何をしようとしているのでしょう。
3)能力:この人ができることはなんでしょう。
この人はどんなものの見方をしているのでしょう。
4)信念・価値観:この人は何を大切にしているのでしょう。
この人はどんな思いを持っているのでしょう。
5)自己認識:この人はどんな人であろうとしているのでしょう。
何を使命として生きているんでしょう。
6)スピリチュアル:この人と私はどんなつながりがあるので
でしょう。
「考える」のではありません。相手のそれぞれのレベルに
意識を向けていくのです。まるで無言で質問を投げかけるように。
こうやって意識を向けていると、相手の存在がくっきりと
浮かび上がってくるのに気がつくでしょう。
相手という人間に対する興味が湧いてくるかもしれません。
それはとてもいい知らせです。
そこから、本当の相手とのコミュニケーションが始まるのです。
次回は、「相手とコミュニケーションしたい!」の源、
「好奇心」をみていきます。
■■■今週の本:松下幸之助の直観力(中山正和著 PHP研究所)■■■
メールをやりとりしている中で、私の師匠が、
道元の正法眼蔵の
自己をはこびて 万法を修証するを迷とす
万法すすみて 自己を修証するは さとりなり
。。。。。。
と引用されていました。
これを見て、思い出したのがこの本です。
創造性開発技法のNM法で有名な中山正和さんが松下幸之助の
驚くべき勘を、仏教を頼りにしながら解き明かした本です。
中山さんはHSBC仮説という脳のはたらきのモデルを作られました。
智慧が生み出されるしくみのモデル化です。
そのカギは「記憶を自在にすること」、詳しくいうと、
「記憶に自己組織性を働かせること」です。
自己組織性の起きる条件は3つ。
1)それに関与する要素の数が大きいこと
2)共通の目的を持つこと
3)人間の作為が加わらないこと
人間は膨大な記憶を幼少から蓄えていますから、1に関しては問題
ありません。2に関しても、心底から「こうなりたい」と思えれば
OKです。
問題は3です。これが「記憶を自在にすること」です。
人間は知識が増えるに従って、どんどん自在性を失っていきます。
これが創造性開発のキーだと中山さんは考えたわけです。
そこから、禅の方向へと関心が向き、「工学禅」などの考え方も
生み出していかれました。
そしてその答えは、「考えるタネがなくなるまで考えること」、
「莫妄想(妄想するなかれ)」「雑念をきる」などなど。
松下幸之助の直観力のカギもその「考えぬく」ことにあったと
説明されています。
意識していませんでしたが、
このメルマガのテーマである、「考えてはいけません!」
ともつながる内容です。
コーチは「考えてはいけません」が、
クライアントは「考えてもいい」、かもしれません。
「何かコーチングみたい」と思われた方がいるかもしれません。
次号で詳しくみていきますが、
実は「コーチング=禅」なんです(と今、私は思いました)。
続きは次号で。
■■■「自分自身とコミュニケーションをとる」の今後■■■
これまで読んでいただいている方は、一つコーナーがない
ことに気づかれたかもしれません。
そうです。二番目のコーナーとしてあった「自分自身とコミュニケ
ーションをとる」を今回は載せていません。
理由は二つです。
1)数人の方から「1号あたりが長すぎる」と指摘を受けたこと。
2)テーマから少しずれていると思ったこと
です。
今のところ、別のメルマガとして出すことを考えています。
この件で何かご意見、ご要望があれば、
utsude@hotmail.com までお寄せください。
■■■来週号休刊のお知らせ■■■■
まだ出してまもなくて恐縮ですが、来週号を休刊します。
今週末から4日間泊りがけの合宿セミナーに参加する
ためです。
そのセミナーとは、あの「七つの習慣」を日本に持ち込んだ
ジェームズ・スキナー氏の「成功への9ステップ」セミナーです。
http://www.jamesskinner.com/
スキナー氏は火渡りで知られるトニー・ロビンス直伝だとか。
確かに、お2人のテープを聴いていると、全く同じ言葉がよく
使われています。なかなか激しいセミナーなようなので、
楽しみです。
セミナー体験は、またこのメルマガや他のメルマガでも紹介
します。
次号予告(再来週配信予定です)
・「考えない」で「好奇心」
・「コーチング=禅である」(続き)
■■■友人のメルマガご紹介■■■■
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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今度は再来週に!
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