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   「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」(読者数 565人)
       
    第4号:「相手を観る」

                      発行:あなたのコーチ・Masa
    □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  毎週月曜日発行  
 
    鍋がおいしい季節ですね。
  昨日は「はたはた」、今日は「いいだこ」と「白子」で鍋しました。
  でも、まだ白菜には手をつけていません。もう少し待ちます。
  
  土曜日に、NLP(神経言語プログラミング)の第一人者である
  ロバート・ディルツさんのセミナーに参加しました。
  http://www.nlpu.com/

  テーマは「健康とコーチング」で、まさにコーチング盛りだくさんの
  内容でした。このメルマガでも紹介していきたいと思います。

  一つ、ディルツさんの言葉を紹介します。

  「Coach is a taxi driver.」(コーチはタクシーの運転手だ)
  
  その心は、どんなお客さんにも、
  「Where do you go ?(どこに行くの?)」と聞くこと。です。

   ■■■■今号の内容■■■■

   1)考えないで観る(3)・「観る」
   2)「あなたは何を大切にしていますか?」
   3)今週の本:ザ・男の病気
   4)メルマガ紹介:ワクワクを仕事にするコツ
   5)アファメーション・ステーション
   
   ■■■■考えないで観る(3)・「観る」■■■■

  「見る」から「視る」を経て、ようやく「観る」にたどり
   つきました。

  相手を「見て」「視て」みて、どうですか?

  沈黙の時間があったかもしれません。
  居心地が悪いかもしれませんが、ちゃんと相手を
  観ていれば、とてもいいことです。
  そこから、変化が起きてきます。

  自分の感じたことをそのまま相手に「私は。。。」
  というカタチで返す、アイメッセージを使って
  いかがだったでしょう?

  いつもとは違う相手の反応、自分自身の反応に
  気づかれましたか?

  ぜひ、気づいたことをお聞かせください。

  今日はいよいよ「観る」です。

  「観る」とは見えないものを「観る」ことです。

  見えないものとは、その人のより深いレベル、広いレベル、
  大きなレベル。

  例えば、その人が持つ信念、価値観などがあります。

  「この人が信じていること」
  「この人が大事にしていること」
  「この人が認識している自分の役割」

  こんなことを「観て」いくのです。
  
  (これは冒頭にご紹介した、ロバート・ディルツさんが
  生み出した人間の意識レベルのモデルである
  「ニューロ・ロジカルレベル」に基づいています。)
  
  「こいつが信じていること? そんなことには
  興味はないよ!」

  「あいつが何を大事にしようとしまいと、俺には
  関係ない。俺が大事なのは今月の売上だよ!」
  
  こんな風に思っておられる方がいらっしゃるかも
  しれません。

  もし、そうなら、あなたは相手をコーチングしたり、
  コミュニケーションを取りたかったわけでは
  なかったということです。

  あなたが、コミュニケーションを取りたかったのは
  「売上」や「成績」といった目標や問題だったのかも
  しれません。
  ともかく、人間である相手とは違うものだったわけです。

  それは悪いことではありません。
  気づいたことは、とてもいいことです。

  でも、そうなら、相手とは切り離しましょう。
  ホワイトボードでも紙でも構いません。その目標や
  問題を書きます。そしてそれに向き合います。

  そして、
  もし、相手から情報が必要なら聞きましょう。
  相手に何かやってほしいなら、命令しましょう。
  相手に一緒に考えてほしいならお願いしましょう。

  コーチングをしようなんて思うより、そうしたほうが
  より明確ですし、よく相手にも伝わります。
   
  「観る」ことを語るつもりが、思わず外れてしまい
  ました。

  次回は「どうしたら相手を観られるのか」、
  ニューロロジカル・レベルも紹介しながら、
  「観る」をみていきます。

  ■■■■あなたは何を大切にしていますか? ■■■■

  前回は、「成果が手に入ったことはどのようにして
  分かりますか?」という問いをご紹介しました。

  自分自身に問い掛けてみて、いかがだったでしょう。

  「そんなこと考えてもみなかった。」
  かもしれません。

  「そう言われてみたら、すでに成果は手に入っていた」
  という人がいるかもしれません。

  今日もさらに自分へ問い掛けていきます。

  「あなたは何を大切にしていますか?」という問いです。
  
  上の「観る」というテーマと少し関係してきました。

  何かの目標や成果を達成しようというあなたは、
  「何を大切にしているあなた」何でしょうか?

  例えば、あなたが。今月の売上目標を達成することを
  目指しているとしましょう。

  それを目指しているあなたは何を大切にしているのでしょう。
  
  自分の誇りかもしれません。家族の生活かもしれません。
  上司から認められることかもしれません。

  何かあなたの大切なものを守るため、手に入れるため
  に、その目標を目指しているはずです。

  それは何でしょう?

  ぜひ、自分自身に問い掛けてみてください。
  「私は何を大切にしているんだろう?」

  自分自身とのコミュニケーションを取ってください。
  自分自身が大切にしているものが分からなければ、
  相手が大切にしているものなんて観えるわけが
  ありません。

  まずは自分自身とのコミュニケーションです。

  そしてここで一つ注意です。

  この「自分自身とのコミュニケーション」で取り上げている
  いろいろな問いを、くれぐれも他人に投げかけないでください。

  あなたが、その相手自身に興味を持っているのなら、
  問題はありません。でも、「観る」のところで
  述べたように、人としての相手に興味がないのなら、
  やめてください。

  それは単なる言葉の暴力です。
  いくら質問を覚えて使っても、百害あって一利なしです。

  まずは自分自身とコミュニケーションを取っていきましょう。

  ■■■今週の本:ザ・男の病気(梅田功著 宝島社文庫)■■■
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796628444/mycoach-22

  このメルマガを含めて、週3本のメルマガを書いています。
  本好きなので、ついつい本のことを書いてしまい、どの
  メルマガにも「今週の本」のコーナーがあります。

  ただ、「これ!」という本はなかなかなく、最近は、
  「面白い本ない?」と聞きまわっています。
  読者の方も、ぜひご紹介ください。
  utsude@hotmail.com まで。

  今週の本は、先週ある方に教えてもらった本です。

  「男の病気」ってなんだと思います? 

  ED(Erectile Dysfunction)。日本語でいうと勃起障害。定義は
  「満足のいく性行為を可能にするだけの勃起、および、その維持が
  恒常的に不可能な状態」だそうです。

  バイアグラのファイザー製薬の広告などで広く知られてき
  ましたね。サッカーの往年の名選手、ペレの広告に
  見覚えがある方も多いのではないでしょうか?

  この本によれば、30歳以上の3人に1人がEDであり、
  推計患者数は1000万人を超えるとか。
  コーチングだなんだというよりも、こっちのほうが大事で
  深刻な問題に思えます。

  本書は、このEDを自らの体験も紹介しながら、
  EDに悩み、そこから立ち上がってきた人々のインタビューが
  数多く盛り込まれています。

  そこで描かれるのは、結婚生活の現実と仕事に追われる男の姿。
  そこに「バイアグラ」が絡んできます。
  そして、浮かび上がってくるのは、夫婦との間のセックスも含んだ
  コミュニケーション。

  コーチングにも参考になる話が盛りだくさんです。

  例えば、
  −「立つ」ことと「やりたい」ことは別である。−
  
  著者自身の強精剤探しに明け暮れた体験が紹介されます。
  自然の植物から、蛇、鹿、そして漢方薬まで。
  どれもが「立つ」ことにはとてつもなく効きました。
   著者の言葉を借りると
  「とてつもないエネルギーでパンツがテントに張った」ほど。

  しかし、著者は強精剤を服用しつづける自分を振り返って、
  強精剤を求める理由にふと気づいたそうです。
  その理由とは、「セックスがしたくなかった」から。

  セックスしたくなくて、うまくいかないのを誤魔化すために
  強精剤を求めていたのでした。確かに、強精剤は効きました。
  「立った」。でも「やりたく」はならなかった。

  そこで
  −「立つ」ことと「やりたい」ことは別である。−
  という言葉です。

  強引かもしれませんが、これを私はこう言い換えたいです。

  −「質問する」ことと「コミュニケーションしたい」
  ことは別である。−

  いくら、「・・・・コーチング」という本を読んで、
  たくさんの質問を覚えて質問できたとしても、
  相手と「コミュニケーションしたい」ということとは
  全く別です。

  この本には、「バイ爺」という言葉が紹介されています。
  これは、バイアグラを飲んで元気になり、嫌がる妻を
  押し倒して無理やりセックスする爺さんのこと。
  相手の迷惑を考えない人です。

  「コーチ爺」はいないでしょうか、コーチングという
  技法を知ってうれしくなり、相手が嫌がっているのに
  無理やり質問を浴びせ掛ける爺さんが。

  わが身をも振り返って、ゾッとしています。

  そして、一方、バイアグラを飲んで、性生活を改善し、
  そこから夫婦全体のコミュニケーションがよくなり、
  さらには子どもとの関係までよくなった方がいます。

  もちろん、コーチングもコミュニケーションを改善する
  だけでなく、人間の可能性を思い切り引き出すパワー
  を持っています。

  それにはバイアグラを販売するファイザー製薬の
  広報室の方のコメントが参考になるかもしれません。

  「EDは死を招く病気ではないので、絶対に治療が
   必要というわけではありませんよ。治療するか
  しないかは、パートナーと相談して決めるものです。」

  あなたは、「コーチングを使って、キミとの
  コミュニケーションを改善したいんだけど。。」と
  相手に相談できていますか?

  最後の第六章では、
  「セックスはコミュニケーションの延長である」
  と題して、夫婦のコミュニケーション問題がもろに
  描かれています。

  「幻想を捨てて女房と向き合え」
  「妻に背を向けて寝るな」
  「セックスは相手に対して感情を露にする好意だ」
  「「さわりっこ」が大事」
  「ただ相槌を打ってくれるだけでいいのよ」
  などなど。

  全部紹介したいところですが、そのなかから
  一つ引用させてもらいます。

  大学で学生の心理相談に乗っている先生の話です。
  (20歳前後でもEDはいるのです。)

  「学生が「彼女に、バイアグラを処方してもらった
  ほうがいいよといわれました。どうすればいいで
  しょうか」と訊いてくるんです。そこで私は必ず
  「キミは本当に自分でEDを治したいと思っている
  の? 本当に治したいかを考えて、治したいと
  思ったらまた来なさい」と言っています。
  よくよく話を聞いてみると、本当はEDを治し
  たいとは考えていない。ガールフレンドに放って
  おいてもらいたいと思っているだけなんです。
  そんな学生がバイアグラを飲んで勃起をする
  ようになっても、ストレスが残ったままで
  本当の改善にはなりません」

  バイアグラをコーチング、EDをコミュニケーション不全
  に置き換えたらどうでしょう。

  この本、お勧めです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796628444/mycoach-22

  ■■■次号予告■■■■
  ・「考えない」で「観る」(続き)
  ・「目指す成果が手に入ったとしたら。。。」

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  今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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