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        あなたのコーチ・マサの日常生活的気づき・発見マガジン
          「週刊 宇都出マガジン」 第99号(読者数 1274人)
                                  
  「予測をたてる能力こそが、知能の本質である」(ジェフ・ホーキンス)

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  もう年度末ですね。明日からは4月。新入社員が街にあふれる季節になり
  ました。

  私は今日が誕生日なので、年度末はいろいろな意味で区切りの思いが強く
  なります。いろいろと考えたいところですが、いかんせん花粉症がまだま
  だひどく、鼻が詰まって考えるところではありません。

  この花粉症はいつになったら収まることやら。。。。

  それでは、今号の内容です。


  1)今週の本:『考える脳 考えるコンピューター』
         http://utsude.jugem.cc/?day=20050331

  2)今週の講座:『ひきこもりという生き方』(斎藤環)
           http://www.ittsy.net/academy/

 
  ■□■■□■今週の本:『考える脳 考えるコンピューター』■□■■□■
         http://utsude.jugem.cc/?day=20050331


  書店に行くと「脳」関係の本がたくさん並んでいますね。

  私も昨年後半に『脳はなぜ「心」を作ったのか』(前野隆司著)を読んで
  以来、「脳」関係の本にはまっています。ついつい、本書もアマゾンの広告
  で見て、買ってしまいました。

    (『脳はなぜ……』は第92号・第93号で取り上げました)
     → http://www.utsude.com/mailmag_1/mm_1/mm1_092.htm
     → http://www.utsude.com/mailmag_1/mm_1/mm1_093.htm

  今週のタイトルにもしましたが、「予測」ということがキーワードになって
  います。

  われわれ人間は常に予測して行動していますが、本書はそういった行動レベ
  ルではなく、見る・聞く・触れるといった認識レベルでも常に予測が行われ
  ており、それが知能や理解の本質だと述べています。

  ブログに書いたので、ご興味のあるかたはそちらを読んでもらいたいんですが、
  なかなか考えさせられるテーマです。http://utsude.jugem.cc/?day=20050331

  著者も述べているんですが、「予測」は「固定観念による判断」につながって
  いきます。レッテル貼り、知ったつもり、わかったつもりにつながるわけです。

  ちなみに私がかかわっているコーチングでは、予測を手放していくことを大事
  にします。つまり、「考えない」ことです。予測すると好奇心が閉じてしまい、
  相手の心の動きについていけなくなるからです。

  それなのに、人間が普段何気なく行っている、見る・聞く・触れるという認識
  自体、「予測」が必要不可欠な要素になっているというのです。

  とても明快な主張なので、思ったよりも読みやすい本でした。

  お勧めです。→ http://utsude.jugem.cc/?day=20050331

  ご感想、ご意見、ご質問などは、masa@utsude.com まで。


  ■□■□今週の講座:『ひきこもりという生き方』(斎藤環)■□■□
        http://www.ittsy.net/academy/

  ある本の中にはさんであったパンフレットでこの講座を知りました。

  会場は進学校として有名な東京の麻布学園の教室。高校生に戻った感覚
  を少し感じながら、3回シリーズのうち1回目・3回目を受講しました。

  「ひきこもり」については、ほとんど知識はなかったんですが、書店で
  斎藤環さんの『心理学化する社会』という本を見かけたことがあったの
  で、興味をもって参加しました。

  非常に切れ味鋭く、バランス感覚もあるいい講義でした。

  (ただし、講義に感銘を受けて購入した『心理学化する社会』は期待外
   れでした。詳しくは→ http://utsude.jugem.cc/?eid=45

  印象に残っているのは、

  ●日本と同様、韓国もひきこもり問題が起きていること

  ●ひきこもり問題があまりきかれない欧米は、ヤングホームレス、犯罪
   率の上昇というカタチで問題が出ている

  ●ひきこもりへの対応の基本は「本人が安心してひきこもれる環境づくり」

  ●ひきこもりに対して「わかった気になる」ことは避けたほうがいい

  ●「わかればわかるほど、わからなくなる」のが正しい姿勢

  ●本人の中にある向上心を信じることが大事

  ●しつけ的発想(「親=成熟 子=未熟」「親=変化不要 子=変化要」
   はコミュニケーションではない

  ●「愛は負けても、親切は勝つ」(ボネガット)。「愛から出ているの
   だから……」といっての押し付けがましい行為はすぐやめる

  ●「世間では○○だ」という一般論ではなく、「自分はこう思う」とい
   う個人的感想で伝える

  ●一番望ましいのは、本人とリアルに向き合い、かかわること

  
  コーチングにも絡むことがあり、考えさせられました。そして、最終回の
  最後に、斎藤さんが一つの詩をを紹介されました。「2ちゃんねる」に
  投稿されていた詩だそうです。

  「働かざるもの食うべからず」という、誰も逆らえない常識に対して、そ
  こから一歩距離を置くことも必要ではないかという趣旨だったと思います。

  ちょっと長いですが、転載します。「謝れ職業人」というタイトルです。 

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  謝れ職業人

  「ああ、今日も会社に泊まり込みで仕事だよ」

  と

  つかれた声でいう

  職業人は

  謝れ

  すべての「だめなヤツ」に

  細い声で

  謝れ

  
  「ああ、忙しい、忙しい」

  と

  朝早く家を出てゆくひと

  乗り換えの駅で朝食をかっこみ

  後続列車にのってゆく

  職業人は
 
  謝れ

  手をついて

  謝れ

  すべての「だめなヤツ」に

  謝れ

  
 「俺はやっとやりがいを見つけた」

  なら

  謝れ

  仕事にきちんと就くことは罪なのだから

  それをきちんと謝罪せよ

  
  そう、あなた

  今日も働いて働いて

  上司に怒鳴られてもがんばって

  同僚とのおしゃべりで気晴らしして

  ときどき仕事でも嬉しいことがあるんだよ・・・

  それなら

  足下を見ろ

  そこに横たういくつもの白い腹を見ろ


  白いブヨブヨした腹を踏みつけてサーフィンしているのがあなた

  イエイ♪ゴーゴー♪しているのがあなた

  内臓破裂の暖かさに包まれている

  あなたは

  すべての弱いものに謝罪せよ

  あなたの強さを謝罪せよ


  仕事


   仕事


    仕事


  取引


   連絡


    申し送り


  あなたがそうやって一生懸命生きる事で壊してきた

  そしてそうやって一生懸命働くことで壊している

  すべてのダメなもの弱いものアホなもの

  恥ずかしいもの腐ったもの古くなったもの

  に

  謝罪せよ


   あなたが彼らの年金を払ってやることに対して

   謝れ

   あなたが彼らの医療費をまかなうことに

   謝れ

   あなたが彼らを保護しいたわり慰めることに

   謝れ


  3月15日くもり

  自分がたまたま頑丈であり

  毎朝おはようと笑って出かける

  そのことに

  ごめんな

  さい

    ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

  ご感想、ご質問などはmasa@utsude.com まで

  ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

  最後まで読んでいただきありがとうございました。

  3週間ぶりになりましたが、なんとか誕生日には出したいと思い、配信しまし
  た。かなり発行頻度が伸びて、創刊から2年半でようやく100号が目の前まで
  きました。

  ただ、これから2ヶ月間、いったん「週刊 宇都出マガジン」は休刊します。

  実は出版の企画があり、それに専念したいためです。2ヶ月で商業出版まで
  こぎつけられるかどうかわかりませんが、少なくとも販売できる冊子を作成
  するまでにはもっていく予定です。

  しばらく失礼しますが、ご了解ください。

  なお、AllAboutのほうは引き続き、記事投稿・メルマガ配信を行いますので、
  お読みください。ちなみに最近の記事はこんなふうになっています。

  ●銀座ママ・現役ホストに学ぶ−−相手を気持ちよくする接待術
  http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050314A/index.htm

  ●あなたはどれだけの愛を贈れますか?−−ハートをグッとつかむプレゼン術
  http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050323A/index.htm

  ●コーチングの基本を知ろう!1−−教えるコーチ・教えないコーチ
  http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050330A/index.htm
  

  ご感想、ご質問などは、masa@utsude.ocom まで。

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