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        あなたのコーチ・マサの日常生活的気づき・発見マガジン
          「週刊 宇都出マガジン」 第97号(読者数 1293人)
                                  
   「愚が中の極愚、狂が中の極狂、塵禿の有情、底下の最澄」(最澄)

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   2月も半ばになりました。

   ウィルス性の風邪が流行っているようですが、お元気でお過ごしでしょ
   うか?

   私はおかげさまで、風邪をひくことなく、元気にやっています。

   
   前号では私に大きな影響を与えていたアニメ「新造人間キャシャーン」
   を取り上げました。

   あなたに影響を与えたアニメや童話などは見つかりましたか? 

   私はあれから、キャシャーンに関して気づくことがありました。
   それについては後ほど。
   

   宇都出マガジンは「週刊」でなくなっていますが、オールアバウトの
   ほうの記事執筆は週刊ペースで行っています。 またお読みください。
   最近の記事は以下のとおりです。

   「部下との距離、どう縮める?−飲みに行くだけでは解決できない!」
    http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050131A/

   「コーチングに必要な1枚の白紙−これであなたも部下の話が聴ける」
    http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050209A/

   「男も女も惚れる龍馬流・夢想術−幕末の動乱を駆け抜けた男に学ぶ」
    http://allabout.co.jp/career/management/closeup/CU20050212A/


   それでは、今週号の内容です。


  1)今週の言葉:「愚が中の極愚、狂が中の極狂、塵禿の有情、底下の最澄」

  2)今週のワークショップ:ハコミ1日体験ワークショップ
               http://www.hakomi.net/

  ■□■□■□今週の言葉:「愚が中の極愚、狂が中の極狂」■□■□■□

    
   今週のタイトルに挙げた言葉は、平安初期、伝教大師・最澄が奈良仏教
   を捨てて比叡山を始めたときに、自分のことを言った言葉です。

  「愚かな者の中で最も愚かな者、狂った者の中で最も狂った者、頭は剃
   っているけれども埃だらけで、修行もしていないし、煩悩に満ちてい
   る最低の人間だ」(『生きる知恵を学ぶ』栗田勇著 岩波書店より)

   ポツポツとではありますが、日本仏教の偉人についての本を読むことが
   増えています。(第95号でも取り上げましたね)
   → http://www.utsude.com/mailmag_1/mm_1/mm1_095.htm

   最澄をはじめ、空海、法然、親鸞、日蓮など、日本仏教の偉人について
   は昔の歴史の時間に、その名前や著作や活動を勉強し、暗記もしました。
   でも、彼らの生き様などはほとんど知りませんでした。

   改めて本で彼らの生き方を読んでみると、当たり前といえば当たり前で
   すが、その誰もがすさまじい生き方をしています。

   仏教という外国から渡ってきたものを、日本の人々、社会に対応させ
   るべく、政治権力、旧来の仏教勢力などとぶつかりながら、新しいカタ
   チに創り上げていく。

   それはお行儀のいいものでもなく、何か計画的に行ったものでもなく、
   タイトルの言葉にあるような壮絶な自己否定やそれに伴う大きな覚悟
   から生まれたものなんですよね。


   私は今「コーチング」にかかわっていますが、このコーチングと仏教を
   重ね合わせているのかもしれません。

   私にとって、コーチングというのは、単なる仕事でもなく、趣味の勉強
   でもなく、社会を変える力を持つとてつもない可能性を持ったものです。

   仏教が「葬式仏教」と揶揄されるように、生活の中に組み込まれ、一つ
   の産業となってしまった今、人が自分の生き方を深め、周りの人々との
   係わり合いを深めるためにコーチングは大きな役割を持っていると思い
   ます。

   コーチングが単なるコミュニケーションスキルやマネジメントの一つと
   なって、消費されないように、より深く、大事に育てていきたいと思っ
   ています。

   そのときの私の姿勢としては、最澄の言葉にあるような覚悟が必要だと
   改めて思います。うまくやろうとか、ビジネスとして成功させようとか
   考えていると、落とし穴にはまって、コーチング自体を腐らせる気がし
   ます。

           ●「愚が中の極愚、狂が中の極狂」●


   心に常においておきたい言葉です。

   ご感想、ご意見、ご質問などは、masa@utsude.com まで。


  ■□■□今週のワークショップ:ハコミ1日体験ワークショップ■□■□
          http://www.hakomi.net/

  第94号で「ハコミ・セラピー」について取り上げました。
  http://www.utsude.com/mailmag_1/mm_1/mm1_094.htm  

  本だけではわからないので、さっそく1日体験ワークショップに参加して
  きました。

  体験ワークショップということもありますが、とても穏やかなワークショ
  ップでした。
  
  ハコミセラピーの最新刊である『ハコミ・メソッド』の書評にも書きまし
  たが、このセラピーはかなり奥深いところを突きながらも、そのやり方が
  シンプルに体系化されているところが大きな特徴です。
  (『ハコミ・メソッド』→ http://utsude.jugem.cc/?eid=35

  この体験ワークショップでは、いくつかのエクササイズを通して
  基本的コンセプト・テクニックを学んでいきました。

  ハコミセラピーにおけるセラピストの基本的姿勢である

            ●ラビングプレゼンス●

  クライアントの基本的姿勢である

            ●マインドフルネス●

  その姿勢のもとで使われるテクニック

              ●プローブ●
  

  1枚の資料もなく、ホワイトボードも使わず、ただひたすら体験していく
  ワークショップでした。

  ハコミセラピーは、ノン・バイオレンスという考え方を持っています。
  これは身体的なものばかりではなく、精神的にもそうです。

  クライアントの言葉や考え方を否定したり、批判することによって、クラ
  イアントは自らを防衛しようとして、抵抗します。そんな状態では、
  クライアントの無意識は安心して協力してくれないので、徹底して、
  安全な環境を作り出すことに意識していきます。

  このワークショップも、本当に安心できる環境が作り出されていました
  し、すべてのエクササイズがゆったりと、参加者のペースで進められて
  いて、私もとってもリラックスできました。


  私が学んでいるコアクティブ・コーチングでも「安全な環境」を作り出す
  ことは強調しますが、さらに「勇気づけられる環境」であることも重視
  します。コーチがクライアントに挑戦し、人生に大きな変化を起こすこと
  を促していきます。このあたりはセラピーとコーチングの目的の違いが
  あるかもしれません。

  それはともかく、ハコミセラピーを体験したい、ゆったりした時間をす
  ごしたい人にとってはお勧めのワークショップです。

  ご感想、ご意見、ご質問などがあれば、masa@utsude.com まで。


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  最後まで読んでいただきありがとうございました。

  先日、コーチングを受けて、自分の価値観を探ってみました。相変わらず、
  「キャシャーンがやらねば誰がやる? 俺がやる」という価値観が出てきた
  んですが、そのやり方は、アニメのキャシャーンのように、悲壮な決意で
  戦う必要はないことに気づきました。(何をいまさら。。と思われるかも
  しれませんが、価値観というのは他人から見れば、ほんと他愛もないこと
  をきっかけにできているものなんです)

  その中で出てきたイメージが、

            ●小太りのキャシャーン●

  最近、体重が増え気味である自分自身への言い訳でもあるんですが、
  小太りのキャシャーンのイメージが出てきて、何かホッとしたような、
  楽になったような感じがありました。


  あなたも、もし思い出のアニメがあったら、それに思いがけないほど、
  影響を受けていることに気づくでしょう。ただ、それは私のように、
  自分なりにキャラクターを変えてもいいんです。

  やってみてください!
  
  それでは、また近いうちにお会いしましょう。

  ご感想、ご質問などは、masa@utsude.ocom まで。

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