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         あなたのコーチ・Masaの日常生活的気づき・発見マガジン
             「週刊 宇都出マガジン」 第69号(読者数 1163人)
                                  
   「「生まれ」を育てる・生まれつきの「育ち」」(デブラ・ニーホフ)


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   「あなたは今、自分がいくらお金を持っているか知っていますか?」

   「金持ち父さん 貧乏父さん」のロバート・キヨサキ氏による
         「経済的自由の実践プログラム」
       http://www.100lifestyle.com/utsude.html

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  久々に寝込んでしまいました。

  スーパーで買った寿司に当たってしまったようで、腹は下すわ、熱は出す
  わで、2日間ほど寝込みました。

  病気とはほとんど縁がなかっただけに、身体の健康のありがたさを改めて
  感じました。


  それでは今週号の内容です。 今回はスキーのことなど、いつも以上に自
  分勝手な話を書いているので、興味のある方だけお読みください。


  1)今週の旅館:菅平高原スキー場・小林館
          http://www.ued.janis.or.jp/~kbyskan/moto.htm

  2)今週の本:「平気で暴力をふるう脳」(デブラ・ノーホフ著 草思社)
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212518/mycoach-22

  3)今月と来月の「月刊 宇都出マガジン」:
     東京・3月24日 4月19日 大阪・4月24日


  ■■■■■■■■今週の旅館:菅平高原スキー場・小林館■■■■■■■■
       http://www.ued.janis.or.jp/~kbyskan/moto.htm


  1)テレマークスキー


  冒頭で、寿司に当たったといいましたが、その一つの原因は少々、身体が弱
  っていたからかもしれません。

  というのは、先週末に2年ぶりにスキーに行ったんです。

  行ったのは、10年以上前から毎年のように行っていた信州・菅平高原スキ
  ー場。

  私は社会人になってからスキーを始めたんですが、少々変わり者で、普通の
  アルペンスキーではなく、いきなりテレマークスキーなるものから始めまし
  た。
  
              「テレマークスキー」


  知らない方も多いでしょうが、「テレマーク姿勢」というと聞いたことがあ
  るかもしれません。そうです。スキーのジャンプで着地するときに膝を曲げ
  て着地する姿勢のことです。

 
  テレマークスキーとは、かかとが上がるスキーで、曲がるときに膝を曲げ
  ながら滑ります。詳しくは日本テレマークスキー協会のホームページを
  みてください。→ http://www.asahi-net.or.jp/~tt3k-ktd/


  かかとが安定しない分、難しいスキーで、このスキーを始めて15年近くに
  なりますが、ゲレンデでもまだまだうまく滑れない状態です。
  (速読と同じで要領が悪い私です。トホホ。。。です。)


  このスキーのいいところは、かかとが上がるので、登ったり、歩いたりする
  のがとても楽なところです。スキーも軽いので、持ち運びもらくちんです。

  しかも靴が革靴なので(最近はプラブーツが増えましたが)、自宅からスキ
  ー場へスキー靴で行けるのも、不精な私にはいいところです。(といって
  もそんなことをしている人はほとんどいません。)


  2) 菅平高原・根子岳


  菅平はラグビーの合宿でも有名ですが、とても広いスキー場で、初心者の
  練習には最高のスキー場です。しかも、ゲレンデから根子岳という山に、
  楽に登ることができて、山に入るのが主目的であるテレマークスキーヤー
  にとっての、格好の練習場所なんです。

  
  この根子岳、あまり木が生えておらず、頂上近くまでヘリコプターが飛び、
  ヘリスキーもできます。→ http://www.ueda.ne.jp/~ogino/

  このため、斜面も圧雪がされていて、まるでゲレンデのように、滑ること
  も可能です。


  さんざん前置きが長くなりましたが、先週末の土日にかけて、この菅平
  に行って、土曜日はゲレンデで足慣らし、日曜日は朝から根子岳に登って
  きました。


  とてもとてもいい天気で、雪も少ないこともあり、快調に登ることができ
  ました。これが頂上の写真です↓
  http://www.utsude.com/Sugadaira/nekodake_top.htm


  2時間ほどの快適なのぼりでしたが、その分、下りもあっと言う間でした。
  ほんの数十分だったでしょうか。気がついたらゲレンデに着いていました。
  といっても、途中の斜面もまるでゲレンデでした↓
  http://www.utsude.com/Sugadaira/nekodake_slope.htm

  
  3)居心地のいい旅館というか民宿:小林館


  ところで、私が毎年のように菅平に行っているのは、スキー場や根子岳が
  お手軽なことも理由の一つですが、最大の理由は泊まる宿・小林館がある
  からです。


  この小林館。10年以上前に初めて泊まりましたが、ここしか空いている
  ところがなくて泊まったのがきっかけでした。他のホテルやペンションが
  混んでいるなかで空いているだけあって、設備はお世辞にもいいとはいえ
  ませんでした。

  でも、この旅館(というか民宿)、なんとも居心地がいいんです。その
  最大の理由は、自然なやさしさを持つおかみさん。といっても、旅館の
  女将さんというのではなく、普通の農家のおばさんなんですが、ほんと
  いい人なんです。

  ここはスキーができる冬季だけの宿なので、その素人っぽさというか、肩
  の力が抜けたところが、気楽に居心地よくさせてくれるのかもしれません。


  それともう一つというか、もう一人。いつも玄関のストーブの横に座って
  いるおじさんです。ほとんどいつも座っていて、とても楽しそうなんです。


  思わず、こちらの肩の力が抜けてしまう宿です。

  料理も凝った物がでるわけではなし、風呂も大きいわけではないですが、
  いいところです。

  そして、なぜかバス停からも近く、リフト乗り場もすぐの絶好のロケーシ
  ョンにあります。

  もう今年のシーズンは終わりですが、来シーズンはぜひどうぞ。
  小林館のホームページ→ http://www.ued.janis.or.jp/~kbyskan/moto.htm


  ■■今週の本:「平気で暴力をふるう脳」(デブラ・ノーホフ著 草思社)■■
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212518/mycoach-22


  1)暴力を起こすメカニズムに、これでもかとばかりに迫った本


  原題は「The Biology of Violence」(暴力の生物学)です。

 
    「攻撃」自体は必ずしも間違ったものとはいえません。予想される脅威に対して、
   身体や言葉による反撃をするのは、悪とはいえないでしょう。


  しかし、それがなぜか、間違った場所で、間違った時に、間違った強さで、間違
  った対象に向けられるものとしてエスカレートしていく「暴力」。


  先日、神戸の少年少女連続殺人事件の犯人の少年が仮退院しました。あの残虐な
  行為はどうして起きたのか?

  イラクをはじめ、世界各地で相次ぐテロ。そして、それに対抗して続く武力行使。

  月曜・9時のテレビドラマ・「プライド」(フジテレビ)でも、ヒロインの女性
  をめぐって、2人の男性が暴力をふるっていました。(深い意味はないですが、
  なぜか第1回から見てるんです。来週が最終回です)


  「暴力」をわれわれ人類はなくせるのでしょうか?


  本書では、これまでに医学、生物学、心理学などで行われてきた研究を詳しく、
  しかも分かりやすく紹介して、暴力をめぐるメカニズムを解説しています。         

  暴力をなくすために、これまで取られてきたさまざまな手段。例えば、脳神経を
  切除する「精神外科」、脳神経に直接働きかける「神経化学物質」、遺伝子の研
  究などを、詳しく、しかもわかりやすく紹介しています。

  安易に原因を特定するのではなく、むしろ、暴力を起こすメカニズムの複雑さ、
  多様性を紹介し、早急な決めつけを排しているのにとても好感が持てます。


  2)「生まれ」か? 「育ち」か?


  暴力に限りませんが、よく言われることに、


            ●「生まれ」か「育ち」か?● という問いかけがあります。
 

  言い換えると、


            ●「遺伝」か「環境」か?● です。


  著者は、このことについて、今週号のタイトルにもしましたが、次のように言って
  います。


           ●「生まれ」を育てる・生まれつきの「育ち」●


  「「生まれ」を育てる」とは、「生まれ」である「遺伝子」が発現していくかどう
  かは、環境に大きく影響されるということ。


  「生まれつきの「育ち」」というのは、遺伝子によって、「育ち」である「環境」
  から、どう学習し、記憶し、反応するかのメカニズムが形成されるということ。


  「生まれ」と「育ち」というのは、完全に分けられるものではなく、相互につな
  がっているものなのです。「生まれ」のせいにもできないし、「育ち」のせいに
  もできません。


  そしてそこから、諦めるのではなく、自ら変えることの可能性が見えてきます。


  ●「生まれ」のせいにするのではなく、環境を変えていく。


  ●「育ち」のせいにするのではなく、自らの学習・記憶・反応のやり方に気づき、
    変えていく。


  何かのせいにするのではなく、自分でできることはまだまだあると思います。


  
  3)脳の中では「対話」が起きている


  本題の「暴力」とは違うんですが、本書を読んでいて、「そうだなあ」と印象に
  残ったことがあります。それは


        ●脳の中では「対話」が起きている●


  ということです。


  脳というのは、電気回路が通っているわけではありません。あるところから流れ
  てきた「指令」が一方通行で流れていくわけではありません。

  
  理科の授業で習われたと思いますが、脳の神経回路はシナプスと呼ばれるところ
  で、すきまができています。

  「シナプスとは、ニューロンとニューロン、またはニューロンと効果器細胞との
   接合部位の事で、前シナプスと後シナプスとの間には約20nmの間隙があります。
   脳の機能を支える「神経回路」は、このシナプスによって形成されています。」

   
  このシナプスの間を神経伝達物質がやりとりされることで、メッセージが伝わる、
  というか、作られていくのです。


  著者はこれを「指令」ではなく「対話」ととらえているんです。 その部分を少し
  引用します。


  「しかし、一通の手紙は対話の始まりにすぎない。神経の長所のひとつは言いたい
   ことをはっきりと伝え、通信に熱心で、受け取るだけでなく返事も出すことだ。
   神経伝達物質という豊富な語彙で綴られる言語で、脳細胞は議論し、画策し、
   交わされる議論の量や色彩に応じてつねに自分の回答を調節している。」


  
  自分の脳のなかで、ただ電気信号が走るのではなく、こんな対話が行われるという
  のは新鮮ではありませんか?


  私はこれまで、ついつい何か電気回路のように脳の神経回路をイメージしていまし
  た。NLP(神経言語プログラミング)を学んで、脳をコンピュータというアナロ
  ジーで考えていたからかもしれません。

  そのアナロジーでは、0か1かのデジタルの世界でした。でも、実際はアナログの
  世界なんですよね。知識としては知っていたはずなんですが、本書の「対話」とい
  う言葉を見て、イメージが変わりました。


  だからどう、ということはないんですが、自分の脳の働きや、自分の持つパターン
  について、もう少しゆったりと眺められる気がします。これまで以上に気長に努力
  を続けられる気もしています。


  みなさんはいかがでしょう?



  4)「行動もまた過去と現在、経験と身体の対話である」


  著者は「対話」という言葉を次のような文章にも使っています。


    ●「行動もまた過去と現在、経験と身体の対話である」●


  少しわかりにくい文章かもしれませんが、行動によって過去が現在に、経験が身体
  に影響を与えるということです。


  行動はその場限りのものとして、過去の経験として消え去るのではなく、身体に
  影響し蓄積され、現在に影響を与え、それは永遠に続いていくわけです。


  「脳は積極的な通信者であると同時に几帳面な歴史家で、社会的な成功と失敗を
   神経化学という言語で注意深く記録している」


  現在選択した行動や思考が、今だけのものではなく、その行動や思考をとったこと
  が脳に記録され、それが今後の行動や思考にも影響を与えていきます。

 
  つまり、今、一瞬一瞬に選択している行動や思考というのは、想像以上に大きな
  意味をもつわけです。

  私は「人生複利」、しかも「年利ならぬ瞬利」と言っていますが、毎瞬毎瞬の行動、
  思考がどんどん蓄積というか、掛け合わされていくのです。


  そしてなんらかのアクシデントというか異常事態によって、緊急に対応しなければ
  ならなかったとき。それもその場限りのものではなく、影響を与えつづけます。そ
  して、外部環境が正常な状態になっても、知覚と現実のギャップがじりじりと開い
  ていけば、適応的反応が破壊的暴力へと転がり落ちるリスクはますます大きくなり
  ます。


  過去の虐待などによってトラウマを負い、それが常に影響して現実をまともに知覚
  できなくなることがあります。それによって、行動も不適切なものとなり、それに
  よってますますズレていくことも考えられるわけです。


  自分が世界をどう知覚しているかを知ること。


  「インナーゲーム」では強調されることですが、コーチングの重要性を改めて、
  感じました。
  (インナーゲームは→ http://www.utsude.com/mailmag_2/mm_2/mm2_035.htm


  コーチングに限らず、自分を見つめたり、人と接するときに、こんな神経化学の視点
  から相手を見られたら、また違う可能性が出てくると思います。


  本を読んで新たな知識を得るのも役にたちますよ。


  お勧めの本です。


      「平気で暴力をふるう脳」(デブラ・ノーホフ著 草思社)
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212518/mycoach-22
  

  ご感想、ご質問はmasa@utsude.com まで。

 
  ■■■■■■■■今月と来月の「月刊 宇都出マガジン」■■■■■■■■


  今月の月刊 宇都出マガジンは、来週の水曜日・3月24日に東京・北区で
  行います。まだ定員に余裕があるので、参加ご希望の方はお申込みください。


  また、少し気が早いですが来月の月刊 宇都出マガジンの日程も案内します。


  東京・4月19日(時間・場所は同じ 午後7時から北区・北とぴあ)

  大阪・4月24日(時間の詳細は未定ですが午後です。場所は大阪産業創造館)
           地図は→ http://www.sansokan.jp/map/

 
  今月の大阪の会が好評だったので、来月も大阪出張があるので、それに合わせ
  て開催することにしました。


  テーマは参加者の希望に応じて設定する自由な会で、参加費は3000円(事
  前振込みの場合は2500円)です。


  参加ご希望の方は、


    お名前:

    住所:

    メールアドレス:

    取り上げて欲しいテーマ:
    (とはいえ、テーマを取り上げられるかどうかは責任もてませんので
     あらかじめご了承ください)

  をお書きのうえ、masa@utsude.com までメールしてください。

  事前振込みの方の振込み先は以下の口座です。

  ●郵便振替 00190-8-333237  加入者名称:宇都出雅巳
  ●銀行振込 東京三菱銀行 田町支店 普通 2157723 名義:ウツデマサミ


  ■■■■■■■■■■■■最後に■■■■■■■■■■■■

  最後まで読んでいただきありがとうございました。

  毎度ながら、思いつくまま書かせてもらいました。

  ご意見、ご感想、ご質問などは、お気軽にmasa@utsude.com までもらえる
  と大変うれしいです。

  よろしくお願いします!
    
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   ■週刊 宇都出マガジン 第69号
   ■発行者:宇都出雅巳 masa@utsude.com
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