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あなたのコーチ・Masaの日常生活的気づき・発見マガジン
「週刊 宇都出マガジン」
第37号(読者数 705人)
「わかる、というのは秩序を生む心の働きです」 (山鳥 重)
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一時ほどの暑さはなくなり、朝晩は少し涼しささえ感じますね。
気がつけば、7月まであと1週間足らずです。本格的な夏ももうすぐです。
1)今週の本:「わかる」とはどういうことか (山鳥 重著)
「わかる」とは何か (長尾 真著)
2)夏のオフ会のご案内:「サマー・コミュニティ・ミーティング」
■■■■■■今週の本:「わかる」についての2冊の新書■■■■■■
1)読書・速読の「理解度」って?
前回はSRR速読教室の寺田さんとの話をお伝えしました。
そこで最後に、速読における「理解」について触れました。このことは、
あれからずっと頭にこびりついています。
私が通っている日本速読教育連盟の訓練でも、本読みの訓練のときには、
「理解度を書いて下さい」といわれ、0%から100%までで評価します。
そのときに何をもって自分で評価しているんだろう? と考えると、
はなはだ心もとないものです。
また、読んでいるときに、どれくらいの「わかった」感があれば読みつ
づけるのか? 逆にどれくらいの「わからない」感があれば、読むのを
やめるのか?
これって、人によって違いますよね。
「わからない」と思い出したら、本当に前に進まないと思います。
2)「何を」「どこまで」わかればいいのか?
例えば、今日、取り上げる「「わかる」とはどういうことか」の「は
じめに」の最初の文章を取り上げましょう。
「人間は考える葦である、というパスカルのよく知られた言葉があり
ます。」
この文章でも、極端に言えば、最初の「人間」という言葉にひっかか
って、
「「人間」って何だろう?」
と考え始めるかもしれません。
そこまでいかなくても、
「「人間は考える葦である」ってどういうことだろう?」
と考えることはありうるでしょう。
こういった言葉や文章を、「なんとなくわかっている」ということで
通常は読み進めると思います。
でも、改めて、「人間」、もしくは「人間は考える葦である」につい
て説明してください! といわれても、ちゃんと説明できるとは限り
ませんよね。
あなたにとって、「理解度100%である」読書っていうのは、どん
な「わかり方」ですか?
3)ちゃんとわかっていなくてもいい
ここで言いたいのは、
●●ちゃんとわかっていないんです●●
そして、
●●ちゃんとわかっていなくてもいいんです●●
「人間」という言葉をある程度わかっていれば、「人間は考える葦で
ある」という文章に取り組むには十分でしょう。
そして、「人間は考える葦である」ということの大体の意味をわかっ
ていれば、
「人間は考える葦である、というパスカルのよく知られた言葉があり
ます。」
という文章に取り組むには十分でしょう。 そして、この文章がある
程度わかれば、次の文章を読み進み、その段落に取り組むには十分で
しょう。
こんなふうに、実際の読書・速読は進んでいきます。みなさんの読書・
速読でもそうではありませんか?
4)少しはわかっていなくてもいい
さらには、ある単語、ある文章の意味がわからなくても、他の単語や
文章がある程度わかっていれば、全体の文章、段落、さらにはその本
については、「わかる」可能性があります。
こういったことは読書に限らず、いろいろなことで言えるかもしれま
せん。
英語の勉強や、英語の本を読むときなどは、こういったことを意識し
て行っていますよね。
すべての単語の意味がわかっていないと前に進めない、読めないとし
たら、お手上げになってしまいます。
日本語の本も英語の本だと思ったら、あなたの読み方はどう変わりま
すか?
なまじ、「わかる」日本語でかかれているために、分からないとイラ
イラして、読む速度が遅くなっているかもしれません。
もしそれで満足なら問題ありません。でも、その本を読みきって、何
かをつかむことが目的だったとしたら、他の読み方の可能性があるか
もしれません。
●あなた自身の「分かり方」に意識を向けてみてください●
普段、何気なく行っていることですが、もしかして人によってかなり
の違いがあるかもしれません。そして、それが読み方・速読の上達度
合いにも影響があると思います。
5)「わかる」についての2冊の新書
前振りが長くなってしまいました。肝心の本の紹介ですが、今回はや
めておきます。
2冊の本とも新書で、買いやすく、読みやすいので、「わかる」につ
いて振り返ってみたい方は読んでみてください。
「わかる」とはどういうことか (山鳥 重著 ちくま新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480059393/mycoach-22
「わかる」とは何か (長尾 真著 岩波新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004307139/mycoach-22
どちらか1冊というのなら、前者の山鳥さんの本をお勧めします。脳
神経に関する研究者で、脳機能障害の人の臨床も行っている方です。
この本の簡単な紹介は別のメルマガで行いましたので、こちらも参考
にしてください。
http://www.utsude.com/mailmag_3/mm_3/mm3_004.htm
後者のほうは、人工知能やコンピュータによる自然言語処理の研究者
です。章立てを参考までに紹介すると
1)社会と科学技術
2)科学的説明とは
3)推論の不完全性
4)言葉を理解する
5)文章は危うさを持つ
6)科学技術が社会の信頼を得るために
となっています。これを読まれれば分かるように、読書とか言うレベ
ルよりも、さらに大きな文脈のなかで「わかる」を語っています。
これはこれで面白い内容です。
6)「わかった」気になっている危険性
今日は
●●ちゃんとわかっていなくてもいいんです●●
とお伝えしましたが、これもまた一面です。
●●わかった気になっている危険性●●
もあります。
今日はこのあたりで。
ご意見、ご感想は、masa@utsude.com
まで。
■■■夏のオフ会のご案内:「サマー・コミュニティ・ミーティング」■■■
コーチ仲間であり、メルマガ仲間でもある清野健太郎さんとの企画です。
(清野さんのホームページ:http://home9.highway.ne.jp/kentaro/)
オフ会ではありますが、ワークショップ・コーチング好きなので、少しは
気楽なワークもします。
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<夏休み特別企画>
Masa&Kentaro Presents
☆「サマー・コミュニティ・ミーティング」 −第1回読者オフ会−
メルマガ「週刊 宇都出マガジン」と「Communication Village」
の協働開催の読者オフ会です。
・作者に会いたい人
・作者に伝えたいことがある人
・作者の顔を見て安心したい人
・他の参加者とのつながりを持ちたい人
・これまでのワークショップや勉強会に参加できなかった人
・作者にエネルギーを分けたい人
・自分の思いを語りたい人
などなど
気軽にご参加ください。
日時 : 7月26日(土)13:00〜16:00
場所 : 横浜方面(横浜、桜木町、関内周辺)
申込後に、集合場所をお知らせします。
定員 : 12名(先着順)
会費 : 2000円
持ち物 : 当日、自分が最も語りたいことを一つ持ってきて
ください
お申込は、氏名・メールアドレスを明記の上、
kentaro@pk.highway.ne.jp 清野
または masa@utsude.com 宇都出まで
※オフ会終了後、有志による懇親会を予定しています。
横浜中華街にて17:00〜19:00まで。懇親会からの参加もOKです。
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■■■■■■■■■■■■■■■最後に■■■■■■■■■■■■■■■
昨年の今ごろは、公認会計士2次試験の短答式試験で不合格となり、落ち
込みつつ、これからどうしようか考えていました。
あれから、いろいろな出会いがあり、自分のしたいことをやりながら1年
が過ぎました。これからは、いろいろとやってきたことを統合しながら、
さらに力強く、鋭く生きていきたいと思っています。
めざせブランド人!です。
今から大阪出張でほとんど続いてアメリカへリーダーシップトレーニング
を受けに行きます。戻りは7月8日となり、当分はメルマガもお休みです。
皆さんのご意見、ご感想、ご質問、激励、叱咤、批判などをお待ちしてい
ます。masa@utsude.com
まで気軽にお寄せください。
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■発行者:宇都出雅巳 masa@utsude.com
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