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          あなたのコーチ・Masaの日常生活的気づき・発見マガジン
               「週刊 宇都出マガジン」 第35号(読者数693人)
                                  
   「仏教というものは、そもそも非人情から出発した思想運動」(山折哲雄)

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   先週は書くことに困ってしまって、困っている状態をそのまま書きました。

   といっても、ほとんどの場合は何のアイデアもなく、水曜の深夜にパソコ
   ンに向かって書き始めるので、いつも困っていることは困っているのです
   が。。。。

   困ったおかげ? か、いつもよりもたくさんのメールをもらいました。な
   つかしい仲間からのメールもあったりして、とてもうれしかったです。

   今日も困ってはいるんですが、とにかく書いていきます。
   

     1)最近、本を読んで考えること:仏教とコーチング

     2)最近の速読:最後の大きな山にさしかかりつつあり

     3)勉強会のお知らせ:人脈作りを超えてマイ・コミュニティへ
  
   ■■■■■■最近、本を読んで考えること:仏教とコーチング■■■■■

   
    1)図書館で借りるようになりました。


   2月から図書館から本を定期的に借りるようになりました。

   本好きの私ですが、これまでは図書館から借りることは滅多にありません
   でした。新刊書が好きなことと、私は本にすぐ書き込みをする人間なので、
   図書館の本はそれができないからでした。

   それが、2月にフォトリーディングの集中講座に参加して、ああいう読み
   方(焦点を合わさずに読む・逆さに読む・目をつむって読むなど)もあり
   なんだと知ってから、普段なら買わないような高い・分厚い本を中心に
   借りて読んでいます。

   10冊、2週間のサイクルで借りていますが、借り出すとなかなかいいも
   のです。

   まずはとても豊かな気分になれます。10冊も借りると、定価で考えれば
   2万円にはなります。図書館からの帰り道は、ウキウキします。

   そして、立ち読みとは違ってゆっくり読めます。私は新刊書大好きなので、
   立ち読みおたくですが、やはり立ち読みでは分厚い本は取り組む気がしま
   せん。当たり前ですが、図書館の本は家でゆっくり読めます。

   最後に、今までならなかなか読まないようなジャンル、本を読むようにな
   ります。これまではなかなかハードカバーの専門書・翻訳書には手が出せ
   ませんでしたが、図書館の本はいくらでも手が出ます。

   
   読者のみなさんも、自宅や会社の近くの図書館に一度行ってみてください。
   なかなかいいものですよ。


   2)講談社学術文庫・山折哲雄さんの仏教本


   ここ最近、図書館から借りて読んでいる文庫があります。それは講談社
   学術文庫です。濃い青が基調となったカバーの文庫です。

   なかなか魅力的な本が多いんですが、少し敷居が高く、文庫にしてはかな
   り高くて、ほとんど買ったことがありませんでした。

   そんなふうに縁遠かった学術文庫も図書館のおかげで身近になりました。
   気軽に電車で読むために、この講談社学術文庫の本を1冊は借りるように
   しているんです。

   そんななかで最近気に入っているのは、仏教学者の山折哲雄さんの本で
   す。これまでに読んだ本は以下の3冊。

   「日本仏教思想の源流」
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061588036/mycoach-22

   「日本仏教思想論序説」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061587102/mycoach-22

   「仏教信仰の原点」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061587609/mycoach-22

   どれも読みやすい文章でとても取っ付きやすいです。


   道元や日蓮など、日本を代表する僧が生き生きと描かれているほか、
   簡潔明快なフレームワークが提示されていて、日本仏教についての見通
   しがよくなります。

   以前に著者の対談をテレビで見たことがありますが、そのときはあまり
   インパクトを受けませんでした。

   上に挙げた本は、20年近く前の本なので、著者の若々しいエネルギー
   が詰まっているのかもしれません。「仏教信仰の原点」を除いては入手
   しにくいようですが、近くの図書館でものぞいてみてください。

   お勧めです。

   また単行本ですが、エッセイで読みやすいのは、
   「死を視ること帰するがごとし」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062075814/mycoach-22
    今週のタイトルはこの本から取りました。     
 

   3)仏教とコーチング


   毎度ながら、前置きが長くなりましたが、タイトルにしました「仏教と
   コーチング」です。


   仏教には詳しくありませんが、発想法の中山正和さんが解説している仏
   教のことを読むと、直観や気づきや悟りなど、コーチングとの類似性を
   感じます。

   「考えて仕方があること仕方がないこと―
    頭がスッキリする「莫妄想(まくもうそう)」のすすめ」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569530222/mycoach-22
    
   「道元さんの安楽説法―「正法眼蔵」を読み解く」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490666404/mycoach-22

   「たとえ話」の効用―法華経の読み方」
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4382049490/mycoach-22

   などの著書があります。

 
   コーチングの理想の状態は、クライアントがレベル1(自分自身に意識
   が向いている状態)になることだといわれています。

   坐禅をしたり、公案を与えられてひたすら考えることなどは、まさしく
   レベル1のように見えます。

   そんな私の目には、コーチが昔のお坊さんのように見えます。葬式を仕
   切るという役割だけではなく、何か困ったときにいろいろと話を聞いて
   くれる人というイメージ。そして、坐禅道場などで修行したり、弟子を
   導くイメージ。人を集めて講話などをするイメージなどなど。

   カウンセラーも近いものがあるんでしょうが、カウンセラーよりもコー
   チのほうが自由度が高い気がして、お坊さんのイメージにしっくりきま
   す。

   
   コーチングは仏教からたくさんのことが学べると思っています。コーチ
   個人のスキルやあり方もそうですが、コーチ全体としての職業のあり方
  、コーチ団体の組織のありかた、さらには社会とのかかわり方も含みます。


   先ほど紹介した山折さんの本を読んでいると、同じ仏教でもさまざまな
   個性を持った僧がたくさんでてきます。

   「仏教信仰の原点」では、同時代を生きた道元と親鸞の比較がされてい
   ます。

          ●在野主義の親鸞・出家主義の道元●

       ●「救い」と「信」の親鸞・「悟り」と「証」の道元●

    ●「弟子一人ももたず候」の親鸞・弟子の養成に熱心だった道元●

   
   これからはさまざまなコーチが出てくると思いますが、こんなパターンも
   みられるでしょう。

   
   今週号のタイトルは山折さんの「死を視ること帰するがごとし」からとり
   ましたが、山折さんは仏教の目標のようなものは、第一に非人情の実践で
   あり、第二に慈悲の実践と言っています。

   コーチングの目標のようなものは何なのでしょうか?


   そのほか、仏教の大乗・小乗、顕教・密教、念仏・禅など、歴史のなかで
   鍛えられたコンセプトはコーチングの今後の方向性を予測する助けになる
   かもしれません。
  
 
   すでに日本のコーチ養成機関は増え、それぞれのカラーがあるようです。
   コーチ21(http://www.coach.co.jp/)、CTIジャパン(http://www.
      thecoaches.co.jp) などなど。コーチ協会という団体もあります。

   仏教で起きたような宗派争いや、系列化が起こるかもしれません。また、
   神仏習合のように、コーチング以外のものとの融合が起こるかもしれま
   せん。

   
   ただ、ここで面白いのは、コーチングというものが、コーチとクライア
   ントとの関係に焦点を当てているということです。


           ●コーチに力があるのではなく●

        ●コーチとクライアントの関係に力がある●

   
   といわれます。(これもCTIジャパンのコーアクティブ・コーチング
   という一つの宗派? に固有の考えなのかもしれませんが。。。)


   こういったものを基盤にしているコーチとコーチの関係はどうなるのか?

   コーチが作る組織とコーチとはどういう関係を持つのか?


   これも面白いテーマです。

   
   仏教は、日本の政治、社会、文化などに大きな影響を与え、今でも与えつ
   づけています。


   コーチングは宗教ではもちろんありませんが、単なる一つの新興宗教もど
   きになるのではなく、仏教のように息長く成長してもらいたいものです。


       ●●仏教に学び、仏教の振り見てわが振り直せ●●   

    
   ご意見、ご感想などは、masa@utsude.com まで。

   ■■■■■最近の速読:最後の大きな山にさしかかりつつあり■■■■■ 

   先週、久々(2ヶ月ぶり)に速読教室に行ってきました。渋谷にある日本
   速読教育連盟(http://sokudoku.co.jp/)です。

   ここの教室に通い始めたのは2002年2月ですから、もう1年以上になります。
   回数にして23回(1回・3時間)通いました。月1.5回のペースです。

   自宅練習もあまりしていないので、思った以上に時間がかかっていますが、
   確実に速読能力は上がってきました。今は自信を持って、「速読ができま
   す!」といえるようになりました。

   速読を始めてから15年以上経ちますが、「継続は力なり」というのをひ
   しひしと感じます。一方で、いろいろと無駄な寄り道をしたなあ、という
   思いもあります。

   速読教室の先生に言わせると、最後の山に差し掛かっているようなので、
   週1回ペースで教室に通うことにしました。今日も行きます。

   それにしても、速読にかけたお金は百万円を超えます。ほとんど道楽です
   ね。。。。


   速読に関するご質問等も masa@utsude.com まで

  ■■■勉強会のお知らせ:人脈作りを超えてマイ・コミュニティへ■■■


  コーチングメルマガで、このお知らせを見た方は重複しますので飛ばして
  ください。


  今週の金曜日(13日)の夜に、ある勉強会で話をします。

  私の元同僚が主宰する”CLUB2010”という勉強会で、

  テーマは”人脈づくりを超えてマイ・コミュニティへ”です。

  場所は東京・浜松町駅近くにある港区立商工会館
  http://www.city.minato.tokyo.jp/sisetsu/si_09.html

  6時半から開会で自己紹介などを行い、7時から私が話します。

  会費は初回の方は500円、以前にClub2010に参加されたことがある方は、
  1,000円です。

  こじんまりとした気楽な会なので、ご興味のある方はお気軽にお越しくだ
  さい。

  参加希望の方は主宰者の長谷川さん・hasegawa@adreamax.co.jpまで、事前
  にメールを送って予約をお願いします。

  
  内容ですが、「人脈を超えたマイ・コミュニティ」づくりを、具体的な事例
  も紹介しながら、コーチングや、このメルマガでも何度か紹介しているマン
  ダラートなども使って、参加者自身が、マイ・コミュニティを作るきっかけ
  となる会にしたいと思っています。

  
  このテーマを考えたそもそものきっかけは、PHPの月刊誌・「The 21」の
  5月号の記事の取材を受けたことです。

  その取材に答える中で、


      ●勉強会はセミナー型からワークショップ型へ●


  という考えを話しました。
  
  講師の一方通行の講演+名刺交換会 というカタチのセミナー型から、
  参加者同士が学びあうワークショップ型への移行が必要だと思ったのです。
 
  コーチングをはじめとするコミュニケーション技術の普及や、関係性の見直
  しが行われるなかで、ワークショップ型勉強会を行える環境は整っています。

  また、ホームページやメールマガジンなど、個人が気軽に使えるメディアが
  出てきたことにより、お互いに学びあう仲間を見つけることも容易になって
  きました。

  そして、ナレッジマネジメントの分野でも、これまでのグループウエアなど
  ”情報”中心の動きから、コミュニティという”人”中心の動きが強まって
  います。

  こういった流れを統合するものとして、人脈を超えた

  
              ●マイ・コミュニティ●


  を提案したいと思っています。私もまだ考え中なので、参加者の皆さんと
  いろいろとディスカッションするのを楽しみにしています。

  また、これは、私の大好きなトム・ピーターズの”ブランド人”のコンセプ
  トにもつながるものです。

  実際、5月9日に行った”ブランド人になれ!”ワークショップ 
  http://www.utsude.com/Brand/workshop.htm の内容とも共通するところ
  です。

  なかなか2回目の”ブランド人”ワークショップが開けないので、
  ブランド人に興味をお持ちの方もお越しください。


   ■■■■■■■■■■■■■■■最後に■■■■■■■■■■■■■■■

   もっとコンパクトに言いたいところを抜き出そうか、とも思いますが、
   ついつい長くなってしまいます。

   今日も、速読の教室に速読訓練に行ってきます!

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