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              あなたのコーチ・Masaの日常生活的気づき・発見マガジン
                       「週刊 宇都出マガジン」 第5号(読者数120)
                                  
   「試合本番で正しいやり方にこだわりますか?」(ロバート・ディルツ)

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   年賀状の準備を始める時期になってきました。

   今年も大詰めです。

   あなたが今年の正月に立てた目標はなんでしたか?

   私は本を出版することでした。

   当初の計画よりも遅れていますが、メルマガ発行を
   始め、少しずつ近づけています。

   今号の内容は以下の2本です。

     1)今週のセミナー:ロバート・ディルツ来日セミナー
     2)今週の本:否定学のすすめ
     3)今週の勉強会:NLPカフェ
     
   ■■今週のセミナー:ロバート・ディルツ来日セミナー■■
    
    1)すてきなおじさん、ディルツさん

    ロバート・ディルツ氏。自他ともに認める、NLP
    (神経言語プログラミング)の第一人者です。

    世界を股にかけてセミナーを行い、おびただしい本を
    出しています。(詳細はこちら http://www.nlpu.com/)

    NLPというとアメリカでは、火渡りを行うトレーニングで
    知られるAnthony Robbinsも有名です。Robbins氏はビデオ
    でも見たことがありますが、とても大げさなおじさんです。
    ホームページもフラッシュや音楽を使った派手なつくり
    です。(http://www.tonyrobbins.com/)

    それにひきかえ、このディルツさん。本当に静かな
    おじさんでした。そして、とても愛にあふれた先生でした。
    
    そうそういい忘れました。このディルツさんは、
    日本NLP研究所の招きで来日され、11月9日、10日と
    わたって、「医療とコーチングにおけるニューロロジカル
    レベルの活用」と題してセミナーを行われました。

    私は9日だけの参加でしたが、たくさんの学びを得ました。

    2)「ディルツさんは直感を使いますか?」

    たくさんお伝えしたいことはあるんですが、今日は
    一つだけお伝えします。これは、私が休憩時間に
    個人的に質問した話です。

    簡単にいうと、
    「ディルツさんは直感を使いますか?」と
    聞いたんです。

    私はここ1年、NLPとコーチングの両方を平行して
    学んでいて、両者をいろいろと比べています。そこで
    一番気になっていたのが直感の扱いでした。

    NLPはカリブレーションといって、目の動きから
    姿勢、呼吸のペースなどなど、意識的にとても
    相手を観察して、できるだけ相手の情報を収集しよう
    とします。また、たくさんのエクササイズがあって、
    きっちりと手順が決まっています。

    一方、コーチング(私が学んでいるのは、
    CTIが提供するコーアクティブ・コーチング)では、
    相手に注意を向けることは強調しますが、細かく観察
    することはほとんど言いません。そして、直感を
    とても大事にします。

    直感の感じ方にはいろいろあると言われています。
    例えば、頭の中にイメージや音、声などが聞こえたり、
    身体の感覚や感情として出てくることもあります。
    また、外界からのサインやシグナルを受け取ること
    もあります(例えば、パトカーのサイレンの音が
    聞こえた、など)。

    コーチングではこの直感をどんどん使うことを
    奨励します。自分が見たことや感じた事実を
    相手にそのまま伝えていきます。一方、NLPでは
    ほとんど直感を取り扱いません。

    NLPとコーチングを比べると、いろいろと違いは
    ありますが、私が一番気になっていたのは、
    この「直感」の使い方でした。

    3)「試合本番で正しいやり方にこだわりますか?」
    
    私の質問に対して、ディルツさんの答えはシンプルでした。

    、「試合本番で正しいやり方にこだわりますか?」

    と、スポーツか何かの試合の例をたとえに、答えてくれ
    ました。

     「試合のときはとにかく無我夢中でやるでしょ」

     「相手をサポートするためなら、どんなリソースも
      使います」

    当たり前のことです。でも、NLPだのコーチングだのに
    とらわれていました。正しいやり方にこだわっていま
    した。

    ディルツさんは、「NLP is a drag」とまでいいました。

    NLPの第一人者にここまで言われて、何かとても楽に
    なりましたね。

    4)「あとで、直感がどこからきたか考えます」        
    
    でも、ディルツさんは、こう付け加えました。

    「終わったあとに、直感がどこからきたのか必死で
    考えます」

    「直感をレベルアップするためには必要だよ」

    さすが、ニューロロジカルレベル(人間の意識レベル
    を、環境・行動・能力・信念/価値観・アイデンティティ・
    スピリチュアルのレベルに分けたモデル)はじめ、
    数々のモデルやエクササイズを生み出してきた
    ディルツさんならでは言葉です。

    新しいものを生み出す過程のなかで、
    ディルツさん自身がたくさんの直感を使ってこられた
    のかもしれません。
    クライアントとの真剣勝負に無我夢中に取り組み、
    その中で直感を使い、後で分析・整理して、
    モデルやエクササイズを作ってこられたのではない
    でしょうか。

    5)ちゃんと無我夢中に向き合っているだろうか?

    セミナー中、ディルツさんのデモコーチングを何度か
    みる機会がありました。

    相手にとても集中して、自然な、見ていても楽な
    コーチングでした。
   
    たくさんの本を書かれているディルツさんの
    もう一つの面と原点を見た気がします。

    それにしても、自分はどこまで、こんなふうに
    相手に無我夢中で向き合ってきただろうか、と
    考えると心もとなくなります。

    相手に向き合いながらも、どこかで、覚えたやり方、
    正しいやり方のほうに気を取られながら、カウンセ
    リングやコーチングをしていた気がします。
    直感に目を向けるなんて、もってのほかでした。

    そして、本番に臨む前に、しっかりと練習したり、
    前回のセッションを考え尽くしていなかったです。

    これは自分に対しても、今という瞬間に対しても
    起きていることかもしれません。

    試合本番に臨んでいるときのように、自分自身に
    臨んでいるだろうか? また今という瞬間に臨んで
    いるだろうか?

    ちゃんと向き合わず、正しいやり方にこだわり、
    自分の直感を無視していないだろうか?

    終わったあとに、しっかりと振り返り、考えている
    だろうか?
    
    自ら新しいものを生み出してきた人を目の前にして、
    改めて考えさせられました。

   ■■否定学のすすめ(浦壁 伸周著 プレジデント社)■■
   http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833490889/mycoach-22
    この本は分かりにくい本でした。タイトルと、副題の
   「エジソンかアインシュタインになってみないか」、そして
   帯の「ノーベル賞受賞者 利根川博士が絶賛」に引かれて
   中身も読まずに買っていました。

   今日、読み始めたんですが、何度も繰り返し読んでも、
   「否定学」の全貌がつかめませんでした。時間ばかりが
   過ぎて、どうしようかと思っていたら、ふと
   「失敗学のすすめ」(畑村洋太郎著 講談社)を思い出しま
   した。かなり話題になった本です。家にあったので、
   読んでみたら、こちらはとても分かりやすい本でした。

   「失敗学のすすめ」に「否定学のすすめ」。おそらく、
   前者のヒットを受けて、出したものなんでしょう。
   かなり無理のある内容でした。これでも本になり、
   私のように買う人がいるんですから、大したものです。

   でも、「失敗学のすすめ」を読むうちに、「否定学のすすめ」
   が少し分かってきました。「失敗学のすすめ」に書いてある
   ことは、改善志向ですし、プロセス志向なんです。
   一方、「否定学のすすめ」は、革命志向ですし、ビジョン
   志向です。
   否定学とは、コペルニクスが天動説に対して、地動説を
   打ち立てたように、既存のパラダイムを否定するところ
   から始まります。本の内容は相変わらずわかりにくいですが、
   筆者の言わんとするところが私に伝わってきました。

   逆に分かりやすい「失敗学のすすめ」が、陳腐に思えてくる
   から不思議です。
   「失敗から学ぶ」ことも大事ですが、それで「あなたは
    どうしたいの?」、「現状をどう変えていくの?」ことの
   ほうが大事です。
   今の時代には、「否定学のすすめ」が扱う「将来のあるべき
   姿」を描くことのほうが重要な気がしてきました。

   本も読み方次第でいろいろと変わることを思い知らされました。
   
   「否定学のすすめ」
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4833490889/mycoach-22
   
    ■■■今週の勉強会:NLPカフェ■■■

    前号でご紹介したNLP(神経言語プログラミング)の勉強会がありました。
    なんと、このメルマガの読者がお一人お見えになりました。

    「人を大切にする」というテーマで、バックトラッキング、ミラーリング、
    ペーシングといったスキルを使いながら、二人一組で行っていきました。
    これらのスキルはNLPの基本中の基本ですが、たくさんの新たな
    気づきを得ました。

    来月は11日にありますが、テーマは「コーチング」。私ともう一人の
    プロコーチと一緒に作っていきます。まだ中身は完全には固まって
    いませんが、今日、最初に取り上げた「直感」も交えながら、
    進める予定です。

    場所は銀座で午後7時からです。
    
    もしご興味がある方は、utsude@hotmail.comまで。

   ■■■お知らせ■■■
	他のメルマガのお知らせです。ご興味のある方はどうぞご購読ください。

	「コーチングの本質・あなたは考えてはいけません!」
		 http://www.mag2.com/m/0000098610.htm
	「1ヶ月でCFP(R)6科目の一発合格を目指す!」
		 http://www.mag2.com/m/0000098623.htm

   ■■■今週の出来事■■■
	CFP(フィナンシャルプランナー)の試験の第一日目が
    終わりましたが、二日目は今週の日曜日です。
    ディルツさんのセミナー以外は勉強三昧でした。
      
   ■■■最後に■■■
	第5号はいかがでしたか?

    「直感」に関しては、まだ消化しきれていないんですが、
    あえて、ほやほやのセミナー情報ということで入れました。

    それにしても、本が誤算でした。2冊を夜中から読む羽目になり、
    配信が朝方になってしまいました。できるだけ新しい本を
    紹介しようと思ったのですが。。。。
    
    ご質問やご意見がございましたら、
	お気軽にutsude@hotmail.comまでお寄せください。

    また、来週!

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